カテゴリ:小説
わたしに起こった奇跡をお話ししましょう。 わたしはこうして今飛行機に乗っています。 アイスティーを飲みながら・・・ わたしの夢は薔薇の生け垣の家に住むことでした。 たしかに最初の結婚でマイホームを手に入れ・・・ 薔薇の苗を植えたのです。けれども、100本の生け垣は 薔薇ではなく珊瑚樹でした。 秋になると、珊瑚のような真っ赤な実を付けました。 わたしは、薔薇の花園を作りたかった・・・ 月日は飛ぶように過ぎ去り、マイホームは消えました。 それは、まるでシャボンのように・・・跡形も無く・・・ わたしの手には一体何が残ったの? わたしは水の中に手を入れて・・・ その水をすくいました・・・。 すると、ひと月先のわたしが見えたのです。 わたしは、高層マンションの窓辺にいました。 薔薇の生け垣はありません。 見えるのは、ビル群が下の方に・・・・ そうして、小さな車たち・・・・ 夜になると・・・美しい夜景・・・ そうして・・・・すてきなアナタ! がいました~! 撮るわよ! ハイ! チーズ! そんな 奇跡が起こったのです。 ・・・これを奇跡というのかどうかって? ええ、これが本当に起こったら奇跡なの・・・。 ******************** 想像は奇跡だって起こすことが出来るんです・・・。 本日は、久しぶりに、即興小説を書いてみました~♫ では、皆さま良い12月を~☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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