カテゴリ:小説
ブログを書いても消えてしまい・・・・ アップされませんでした・・・数日・・・。 いろいろ、シックハックしています。
面白い絵を見つけたのでこの絵で物語を創ってみますネ。
Fという男がいた。 彼の夢は、世界一、傘売ることだった。 この国に何人の人口があって、大人、子どもと傘を使う人たちが いくつの傘を持ち合わせているのだろうか? なんてことを考えた。 そうして、一人の人間が死ぬまでに何本の傘を買いかえるのだろう? 一体世界には何本の傘があり、そして必要なのだろう? そんなことを考えると夜も眠れない。 いよいよ、天気予報で雨が降りそうな日、街中の人々にギネスに 挑戦するからと、集まって貰った。そうして、彼の会社の雨傘を さしてもらった。 ギネスに挑戦するという広告を出したら、傘は大いに売れた。 そうして、雨を待ち構えたように、人々は傘を広げた。
F氏は思った。傘もこれだけ壮大だと、雨を降らせる雲のようじゃないか! 人々は傘の下で、楽しいお喋りをして雨が降るのを待った。 そうして、街中の人々が傘を広げ案外楽しんだ。 雨が降り出した。 高い木の上から壮大な傘の群れを観ながら、F氏は満足し、 傘の数と人間との関係について計算したり、考えていたら、 既に人々は居なくなり、F氏は、雲の上に乗っていた。
なるほど・・・・雲の上に居れば、傘は不要だ・・・。 雲の下に居れば、雨も降れば嵐もある・・・ しかし、雲の上に居れば・・・・ なんてことを雲の上に居て考えたのだ。 国によっては、雨が降っても傘を差さない国もある・・・ しかし、わたしの国、わたしの街では、皆が傘を差す。 よって・・・この一日だけで・・・全ての傘が売れ、 何と、雲よりも高いビルを建ててしまったのだとさ・・・。
おしまい・・・
それでは、明日も良い日を~♫
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Last updated
2014.12.14 01:32:43
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