カテゴリ:小説
一年に一度咲くさくらの樹がそろそろ満開となるころ、 1000本の桜の樹からたった一輪、四弁のさくらが見つかります。 晴天の空に一斉に開き始めた花たちの中に、ひっそりと、 その四弁のさくらは、さりげなく 開きたたずみます。 そのさくらをわたしは、昨日3月31日 の午後に見つけました。 四枚のさくらを見つけたのはこれで四回目。 今回は手の届くところにあったので、わたしはそれをちぎり持ち帰りました。 初めて見つけたときは、東京の青山でした。 二度目に見つけたときは、静岡のホテルの大きな花瓶の中でした。 三度目に見つけたときは、吉祥寺の桜でした。 四つばのクローバーのようにラッキーなのか? ってことは、よくわかりません。 二度目と三度目に見つけたものはしおりにしています。 せっかくラッキーなものを見つけたのに、 その扱い方を忘れていた・・・のかもしれません。 その扱い方・・・・それをふっと思い出したのでした。 それは、さくらの花よりも濃いピンク色の薔薇と合体させて 30分ほどそのままにしておきます。 それ以上おくと、さくらは薔薇の芳香にむせて萎えてしまうので、 取り出します。 そうして、夢を叶える文面を書いた紙の中に一晩はさんでおきます。 そうしてから、四月二日に、その花弁を白湯に浮かべて飲みます。 そうすると、願いが叶うのだとか・・・。 そうそう、何故薔薇と合体させるのかというと、さくらは咲いたと 想ったら、あっという間に散るけれど、薔薇はドライフラワーにしたり、 パフュームにしたりと長く生き続けるからだそう。 薔薇のエネルギーを貰うってわけです。 こんな風にね・・・。 それでは、いつもありがとうございます! 本日も良い日をお過ごしくださいね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.01 12:24:50
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