カテゴリ:職場ネタ
イブも混んだが、土曜とクリスマスが重なって今日もエライ混雑。
しかも入口番に特化されたM島嬢が、本職の会社員として出社する日にあたるため、私が入口番。 あーあ、混むと分かってる日は現場接客の方がずーっと気楽なのになー。 (もちろん身体はつらいが、お客を待たせてる時の気疲れは入口番の方が大きい) そして予想通り、混み合った。 ただ、死ぬほどの大混雑とまではいかなくて、 一部、30分オーバーの待ち時間があった以外は、だいたい20分前後。 お客の方もクリスマスだから混むの納得しててトラブルなし。 しかし、高校生スタッフは最大限残業してもらっても10時までなので、 それ以降をどうしようか…と思い始めた頃に、 私の長い接客業経験の中でも体験したことのない一大アクシデント勃発~。 なんとキッチン側のブレーカーが落ちたとかで、電気が止まり、 オーブンも電子レンジもフライヤーも何も動かなくなってしまったのであーる。 食器洗浄器もストップだし、何より大事な伝票を吐き出すプリンターもダメ。 マジありえねー。 その時点で10組ちかく、空席待ちのお客がいたので、 キッチンからの緊急指令を受け、接客リーダーちゃんでなく何でか私が、 待ってた人たちに事情説明をすることに。 最高責任者の店長は、ウチとかけもちで見てる別の店に行ってて不在だし。 入口番補助のE子(M島嬢の愛弟子)がすかさず1000円割引券を出してきて、 このトラブルのせいで待つのやめて帰る人には差し上げることにしよう、と言い出す。 さすがE子、いい意味で抜け目ナシ。 その後もキッチンの器具の状況が何度か変わったので、 そのたびにお客に事情を話したり、作れる料理と作れない料理を説明したり、 お詫びに最初のドリンクをサービスにしたり、 まだポツポツと入ってくるお客にも同じように対応したり。 つけあわせのマッシュポテトを温めるレンジが動かないからステーキも出せない、 なんぞと言い出すキッチン男子に、だったらフライパンで肉だけ焼いてー!と厳命したり、 私も火事場の馬鹿力を出しまくり(笑) その時点で10時を回ってたけど、帰ると言い出す高校生は一人もいなかった。 一度だけ、もーダメだと思ったのは、客席の電気も消えた時かな。 後から聞いたら、復旧させるために一度全部の電気を落としたせいらしかったけど。 店内が真っ暗になり、外の灯りと、クリスマス演出のために卓に置いたミニキャンドルの灯りだけ。 一瞬どうしようと思い、そこで、高校生のNちゃんが固まってるのが見えて、 そしたら途端にひらめいて、彼女に「バースデイのキャンドル持ってきてくれる?」と言った自分、 今思い返すとスゲかったと思う。GJ!自分(笑) とにかく何かで明るくしなくては、と動物的な勘で考えたらしい。 やがてNちゃんが燭台を用意してくれた頃、店内の電気も復活してくれて、一安心。 それでも、どうにか作れるのがパスタ類と、冷製料理だけという状況が30分くらいあって、 閉店した方がいいのかも…と思ううち、オーブンが復帰した。 ゴゴゴゴ…という音を耳にしただけであんな感動できるのは一生に一度だけだろーなー。 「やった動いた~!みんな頑張って~!」と声をかけたら、 「ハイーッ」と元気な返事が返って来た。 くうぅ、キッチン男子可愛いぞ~。 それでも結局、12時を予定してたラストオーダーは通常の11時に戻し、 どうにか切り抜けた…ような気がする。 すっごく疲れたし、大変だったけど、あの場にいたスタッフの底力というか、 危機管理能力が分かったから良かったとも言える。 自分も含めて。 こんな目まぐるしかった営業の後で、なんと男子が5人くらい残ってくれて、 クリスマスツリーを片付けるという面倒な作業を自主的にやってくれた。 私とリーダーちゃんでやる覚悟だったけど、やっぱ男子に手伝ってもらえて助かった。 ビバ男手。 …いろいろ考え合わせると、ウチの店いいなぁ。 離れたくないなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/12/27 12:49:20 AM
[職場ネタ] カテゴリの最新記事
|
|