目指せ！峰不二子

ココの日記で触れた旧知のニフ友Ｓ子さんと中華街で再会。

前夜、同じく帰りが遅かったのとヤケに更新に熱が入ったせいで寝支度するのが遅れ、
フロから出たのがアララ朝10時半。
ちなみに、待ち合わせは隣の駅に午後２時なので、睡眠予定時間、２時間ちょい。
いざとなったらカリカセラピと自己レイキで何とかなるさ！の楽天的観測のもと、とりあえず就寝。
確かに、カリカ飲んでレイキしながら寝たら、寝起きは最悪よりだいぶマシだった。
どっちもなかったら地獄を見てただろう。

ジョシに会うだけなのにメイクにいつもより気合が入る。
つってもいつも通りファンデはなしで（つか少しは塗れよ三十路）アイメイク周辺に凝っただけ。
服も、セシールで買った紫の豹柄のベロアカットソーにジーンズに白のダウンコートと、
５年ぶり再会のわりに、そんなにリキ入れないまま決定。
Ｓ子さんも会ってみたらダウンにニットにジーンズ、と女子大生っぽいカジュアルだったので良かった。
新妻ということでコマダム風ファッションで来られてたら、さぞお互いビミョーだっただろーなー（笑）

メールで打ち合わせてたとおり、最初は水餃子のおいしい【山東】へ。
中華街大通りの左手２番目の角・更生堂薬局を左折して左側にある小さなお店。
これは、大道寺零さんのサイト[零魂]を通じて知り合ったお友達Ｈさんから、
詳しい場所は覚えてないけど幻のおいしい店がある、と聞いてネットで調べまくったトコ。
けっこう有名らしく、Ｓ子さんも店名をご存知だった。
昼の時間を外してたけど満席で、５～10分くらい待った後、着席。

Ｓ子さんは車だし私もまだ外が明るい上、寝不足なのでビールは諦め、水餃子とイカにんにくの芽炒めを注文。
どちらもおいしかった～～。
ここだけで満腹になるほど選んで食べても、全然ハズレはないと思う。
帰り、店主か前店主らしいマーマがいたので「ハオツウ」と声をかけたら「謝々」と答えてくれた。
お会計は1700円…すまん。我熱望更多量料理次回。

次は腹ごなし兼散策兼お土産探し。
売価高めの大通りを突っ切って、香港路という横丁へ突入。
ここは、謝甜記とはまた違うサラサラお粥の【安記】や、牛バラ煮込みのおいしい【保昌】、
行列で有名な【順海閣】など隠れた名店がひしめく私の中のメインストリート。
あとＳ子さんもダンナさんと一緒にお正月に来た【チャイナガーデン】を教えてくれた。

香港路を抜けると関帝廟通り。
ここは同じく隠れた名店と、あと大通りより明らかに安く菓子や各種中華食材・調味料が買える店が揃う。
中でも調味料の多い【華泰行】がお気に入りで、Ｓ子さんと二人でドライフルーツなど購入。
私は最近スッパイマン干し梅に激ハマ中なのだが、前日にドンキで種ヌキを買ったら味が違ってヘコんでた。
んで話梅（ワンムイ）種ヌキを試しに１袋買ってみたら、これこそ私の求めてた味だったよorz
でも、先にスッパイマン種ヌキ食べないといけないので、ここでのまとめ買いは断念。
あと、母に頼まれていた中華カリントウも買った。

次は再び、別の路地へ突入。
ここにはＳ子さん目当て品の１つ味覇（ウェイパァ＝中華万能調味料）の底値販売の店があるのだが、
今日は春節でパレードがあるせいかシャッターが下りていて残念。
なので、あちこち眺めながら路地を抜け、大通りに戻る。
出口角の老舗食材店【源豊行】ではウチの母推薦（安くておいしいらしい）のザーサイがある。
ザーサイラバーのＳ子さん、迷わず購入決定。

そのまま大通りの端まで歩き、南門通りに行くか、それとも中華麺＆ラーメンスープの巨大販売所に行くか尋ねると、
ラーメンラバーでもあるＳ子さん、即答でラーメンを選択。
ということで【永楽製麺所】を目指す。
ここは友達を連れてきて、毎回総ヒットなお土産スポットである。
菓子も肉まんもあるし、何より永楽のメイン商材・各種中華麺と全国のスープが約50種類？勢ぞろい。
他にも中華以外のエスニック食材や調味料もアリ、私の愛する九鬼の純正こいくち胡麻油も買える。
料理ズキなら(´д｀*）ﾊｧﾊｧ　すること間違いナシ。

永楽を満喫した後、大通りに戻る途中で【萬珍楼点心舗】の横を通りかかり、
そーいえばココナツムースおいしいんだよねー…と言った途端、二人のデザートスイッチON。
ここで急遽お茶タイム。
しかし目当てのココナツムースはもう置いてないということで一瞬泣きそうになるが、
他のデザートと、私オススメの帆立のキシメン包みを賞味しつつ、お互いのパソ通時代の暴露話大会。
詳細は書かないが、いやー２人とも色々あったねーＳ子さん。
特に彼女は私と違って、ネットでの先輩から多少オッカナイ目にも遭わされた…らしい。
世の中、私みたいに同性の年下カワイコちゃんズキな人ばっかじゃないことが分かって勉強になったww

サプネタやらパソ通やら積もる話のお蔵出しをしまくってたら約２時間経過。
後のことを考えて、軽いお茶だけの注文だったので悪かったなぁ…店内空いてたからマダいいけど。
我熱望更多量料理次回・弐。
さすがに座り飽きたので、再度お土産探しの途へ。
点心舗から大通りに向かう間にある【大珍楼別館】は懐かしのニフのＦグルメで話題になってて見つけた店で、
いわく、比較的日本人寄りに調整してない現地っぽい味付けなんだそう。
皿ものも点心もあって、価格はもちろん萬珍楼よりお手頃。
前出の大道寺さんが横浜に遊びに来られた際、朝食は【謝甜記２号店】、夕食はココだった。
Ｓ子さんにも、今度ダンナさんと来るようオススメプッシュ。

お土産探しの舞台は再び関帝廟通り。
ついでに、いよいよ夕食のため本格的腹ごなしも必要。
なので、あちこち名店を案内がてら歩き回る。
関帝廟通りを石川町駅方面に向かって抜けると、そこから善隣門までのエリアと、
放射状に隣り合う別の道（駅に向かう道にぶつかる）のエリアも侮れない。
同じくＦグルメで話題に出てた【東林】では、化学調味料ナシのリクエストさえすれば非常に美味なこと。
【慶福楼】は珍しい福建省料理を扱っていることなどマメ知識を披露。
ついでに行列のできていたミニ肉まんの【皇朝】では、食事前だというのに２コ買い食い。
でも、マジ小さいので私の中ではアペタイザー扱いだが。

そして懸案の夕食は、お土産探しの途中でたまたま覗き込んだ店に戻ることにした。
候補の一つだった豚足麺の有名な【徳記】は休みだったし…
選んだのは関帝廟通りの【まるたごや】という小さな店。
スペアリブ800円、という張り紙に惹かれて入ったら、ラーメン（ネギチャーシュー）300円だわ水餃子400円だわ、
豚足は500円だわ、考えられない値段で…しかもウマかった～。信じられん。
女２人で注文は、ラーメンとフカヒレラーメン（500円）、スペアリブ、水餃子に豚足で、しめて2500円。
本日唯一、我熱望更多量料理次回じゃなかったお店。つか食いすぎ。
安いだけに相席なので、私たちのスペアリブの食べっぷりに惹かれたか向かいのカップルさんも追加してた。
ホントまじウマだって。これ激オススメ。
フカヒレラーメンもアッサリした中に上品な風味があって、とろみスープが薄味でよかったので完食。

さすがに中華はもう食べれないカモ？な状態になり（断言じゃないのか）、帰ろうかどうしようかモードになったが、
お茶でも…の誘いにＳ子さん快諾、ひとまず南門通りから元町に入る。
しかし閉店の早い元町は、８時を過ぎたばかりなのに閑散とした雰囲気。
開いてる店も、そう遅くまでやっているとも思えないのでデニーズ山下町店まで歩くことにした。

その時点で８時半ちょい前。
２時に待ち合わせてさんざん飲み食いして喋りまくってもまだ続きがあるなんて、よほど相性イイんでは。
５年のギャップはまったく感じない。
つか５年前も、実際に顔を合わせたのは１度きりなんだが。
デニに着いても、懐かしのパソ通の話やら何やらネタは尽きない。
最後は私の勤務先周辺までドライブしてもらうことになったのだが…
ここで驚愕の事実発覚。

言われてみれば以前に彼女のダンナさんそっくりの人が女性と２人連れで食事に来てたことがあり、
似てるなー似てるなーと思いつつ声をかけずじまいだったのを覚えているのだが、
Ｓ子さんウチの店を見た途端「ココ来たことありますー！」と。
座った席のことなど聞いてみると私の記憶と一致した。
そーか、あれはＳ子さん＆ダンナさんだったのか…
席の配置からして、横顔しか見づらい場所だったので、１度しか会ってないＳ子さんが見分けられなかったし、
ダンナさんの方も彼女が言うには、オフだとテンション上がってるけど普段はそういうんじゃないそうで、
オフでしか会ってない私には確証がつかめなかったんだろう。
いやぁ世間は狭いなぁ。
ちなみに４月下旬にはお２人の結婚記念日があって、ウチで予約してくれる予定。

そこからさらに走って、根岸駅前のラーメン【千家】も紹介し、最後は家まで送ってもらった。
いつもＭ島嬢やＹ前店長の助手席で走る道を、Ｓ子さんと一緒に見るのはヘンな感じ…
でも隣の市在住なんだから、すっかりご近所さんになったんだよなー。
結局、帰宅は11時。
９時間も遊びまわったわけだが、心身ともに元気いっぱい。
つか、むしろパワー充填されたような。
彼女もそうだといいな。