目指せ！峰不二子

夜中、去年の今頃までヤプースで書いてた日記を、こっちに移植しまくっていた。
一応トップページからリンクしてるので、忘れたいわけじゃなかったが、
なんでもようこさん（あゆずしさん）が目を通してくれたそうで、
それ聞かなければ存在自体もしばらく思い出さなかったカモ知れない。
そういえば、こっち始めた当初は移植のこと考えてたんだったなぁ。

ちょうど１年前というとパソコン購入したり当サイト始めたり、と変動の時期。
読み返して、けっこう面白かった。
１つ１つコピペなので手間がかかり、結局2004年１月までしか遡れなかったので、また今度折を見て続きをやるか。
ちなみにヤプースの開始時期は2003年６月だった。
まだちょっと先が長いな…

そんなことやってたら新着日記に載り続けたらしく（そらそーだ）、
前にココの過去日記をカテゴリ分けして登録し直した時以上にすさまじいカウンタの回り。
もちろん移植日記の冒頭には【別サイトの過去日記を移植中】って断り入れたし、
もしナカミを見たいなら遡れるように、本文に日付も書き添えた。
しかしホンマに１年分もクリックして読みに行く人、いたんかいな。

それはそれとして、大好きなサイトオーナーさんのエンピツ日記を久々読もうとトップに飛んだら、更新停止。
コンテンツへのリンクも削除。あーれー。
日記を直接ブクマしなかった自分が浅慮だったわけだが、マジ好きな文体の人なので諦められない。
で、何か情報がないかと関連サイトをググってみたら、とんでもないネタをﾊｹｰﾝ
以下、きわめて曖昧にぼかした詳細を。

その大好きな日記ライターＫさんと出会ったモトのサイトがあった。
３人の地方在住女性が運営している趣味系のサイト。
ジャンルは多岐にわたっているのだが、その中に私の好きな作家のコンテンツがあって、
Ｋさんはそこの掲示板の常連さんだったらしい。
で、私はコンテンツの中の二次創作が異様に大好きで、そこの感想フォームからメッセージ送ったりするうち、
プチ交流らしきものをするようになっていて、やがて掲示板にお邪魔してみたら、
Ｋさんから声をかけられて、遠まわしに横浜オフへのお誘いをもらった。
遠まわしではあったが、勘違いかと思って見逃すほど分かりづらくはなかったので、
私は図々しくも「参加したいです！」と立候補。
今思えばアレは一種の誘い受けだったのかなーと（笑）

その後も何度かオフに参加させてもらったり、楽しい時期を過ごした。
Ｋさんはキリッとした知性派スリム美人ですごく好きな人だし。
そうそう、この日の日記で触れたネット友達は彼女のお仲間だった人。
でも、彼女たちはおもに勤め人で私は飲食業のフリーター、と時間が合いづらかったりして、
オフ会のお知らせにも反応できなかったりするうち縁が遠くなってしまった。
Ｋさんたちは相変わらず、モトのサイトにも足しげく？出入りしていたようだけど、
私の巡回はＫさんのサイトどまりで、しばらくモトの方を見ていなかった。たぶん数年。

そして最近、年末年始の忙しさに取り紛れてＫさんトコさえ見てなかった隙に、
モトのサイトさんがちょっとした騒動を起こしちゃったらしい。
なんでも、自分トコと同じ名の全然別ジャンルのサイトに、
一方的に「盗作した！著作権違反！」と決めつけて抗議したとか。
それが２chのネトヲチ板で取り上げられ、
筋が通らないと逆に多くの抗議を受けたにも関わらず引き下がらなかったため、
ついには単独スレまで立つ騒ぎに引火。
結局、先に抗議を受けたサイトさんは閉鎖予定で、冷静な声明文をトップに掲げ、
一方、抗議した側は反対意見をＢＢＳから削除しまくった挙句、
カテゴリーごとに多数設置していたＢＢＳ全部消していた。
サイト内で揉め事に言及してるのは、サイトについての紹介ページのみ。

これはアレを彷彿とさせるなー。
数年前に木○ゆき○という青年コミック作家が、自分の代表作『銃○』と同じハンドルの人に抗議して、
ハンドル変えろとか言っちゃったばかりにネット社会からバカスカぶっ叩かれた事件。
確か、彼は最終的に謝罪せざるを得なかった、んじゃなかったかな。
いや～、ネットって何でもアリなイメージがあるんだろうけど、
ア侈な人とか高圧的な人とかネット民主ルールみたいなの無視する人は確実に叩かれる、と思う。
だから決して、言ったモン勝ちではない世界。

最初に抗議した側の３人VS抗議された側、だけで見れば、片方は言われるだけ言われた挙句サイト閉鎖だから、
言った方が勝って見える、かも知れないけど、ネット社会はヲチャがいるから怖いよ。
ヲチャをオブザーバー（第三者・傍観者）と言い換えれば、その怖さが分かると思う。
１人を叩いて勝ったような気になるのと引き換えに、その様子を見ている大勢を敵に回す…そんな構図。

そもそも、盗作したという証拠すらないのに一方的に糾弾したのはまずいだろう。
まして、サイト名には著作権がないと承知していながら。
３人もいて、お互いフェイルセーフというかブレーキになれなかったのか…

３人とはその昔、それぞれメール交換を数度したことがあって、
猫ズキだったり日記のクールな文体が好きだったり二次創作作品が大好きだったり、と愛着もあった。
何より、ネット始めた当時にお気に入りのサイトだっただけに、非常に残念。
しかし、栗本薫でさえ温帯と変わり果てたように、愛するものに変化が訪れるのは致し方ないことか。
かつての愛着は愛着として、過去に別れを告げなければならない時というのは、あるらしい。

【追記】唯一の救いとしてはＫさんのエンピツ日記が見つかって、
内心危惧してたように削除されてはいなかったことかな。
久々に触れた彼女の文体は、やはり好みにジャストフィットだった。
変わるものもあれば、変わらないものもある。
それが世の習いというものか。