|
カテゴリ:モノより思い出
こんばんは、みつこんぶです。
昨日の日曜日、私のいとこ(女)の結婚式でした。 また今回も即席いとこバンドを結成し歌ってきましたよ! 曲はnavy&ivoryの「指輪」。すごくいい曲です。 ただ今回、私たちいとこバンド総勢7人は完全アウェー。 結婚した新婦の両親はもう十数年前に離婚していて 新婦は父親の方に引き取られて育ちました。 私たち7人は新婦の母親の甥・姪にあたるので 本当なら呼ばれるはずのない結婚式。 でも、今まで何度も一緒に遊んだり こちら側の実家の集まりで一緒に食事したり ずっと縁を切らずにいたこともあり 父親側の計らいで私たちも呼ばれることになったのです。 そして、母親である叔母も同様に。 当然のごとく、式場では肩身の狭い状況・・・。 久しぶりに会った伯父に挨拶し、その親戚にもご挨拶。 やっぱり聞こえてくるのは「どこの人たち?」「元妻の・・・だよ」 というような嫌味っぽい陰口・・・。 いとこバンド演奏前、代表の一人が 私たちからのメッセージをスピーチしている時 「○○(新婦の名前)ねえちゃん、本当におめでとう!」と発言した瞬間 「ねえちゃんじゃなかろうもんっ!」というヤジも飛ばされました。 それでもおめでたい席ですので、極力笑顔で そして一番辛い立場である叔母の支えになるよう努めました。 ところが、式の終盤、新婦が父親への手紙を読み それぞれの親へプレゼントを渡し終えた時、事件は起こったのです。 新婦の父親の兄である方が、突然進行を遮り 「すみませんっ!皆様本当にすみませんっ! やっぱり、ここはちゃんと紹介しておかないといけないと思います!」 と、私たちのテーブルを差し、下を向いて涙を拭いている叔母を呼んだのです! 戸惑う叔母、その腕を引く新婦父親の義理の弟さん。 私たちいとこ7人はもう唖然として見ていました。 まさかこんな展開になるなんて思ってなかったんですよ。 だって今まで黙って控えめに座っていた叔母が、 新婦の両親として、同じひな壇に並んでいるなんて。 そんな叔母を会場の温かい拍手が迎えてくれて・・・ 私も他のいとこたちも号泣・・・。 そして会場の他の方々も涙、涙・・・。 まるで打ち合わせしていたかのような感動の展開だったのですが すべて予定にはないことだったのです。 最後に万歳三唱で締めていただいた某会社社長様も 「今まで多くの結婚式に出席しましたが こんなに良い結婚式は初めてだっ!本当に良かった!」 と涙を流しながらおっしゃってくださいました。 私は今回結婚した新婦と同じ年齢ということもあり 色々な事情を聞かされていて、 向こうの親族に良く思われてはいないだろうと思っていたのですが 皆が皆そうではないという事を今回知る事ができ なんだか救われた気持ちになれました。 その時声を上げてくださった新婦父親のお兄さんそして義理の弟さん この文章を読むことはないだろうけど、 感謝の気持ちでいっぱいです。 こんなに嬉し涙を流したのは久しぶりでした。 今思い出しても涙が出る・・・(┬┬_┬┬) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[モノより思い出] カテゴリの最新記事
|