日記

今日は、風が強く正門に置かれた日の丸が強風に翻っていた。

それでも、入学式としては、大学の桜もちょうど満開で見ごろだったし、天候にも恵まれていてよかったと思う。

ちなみに、私は、私自身の入学式を今でも鮮明に覚えている。

入学式の当日、式は10:00からだったが、いつも比較的早起きの私はどういうわけか、その日に限って9:30まで寝ていた。

目覚まし時計を目にしてはっと起きたのだが、これだと間に合わないと思い行かない事にした。

ところが、よく考えてみると私の先生が私の名前を読みあげる事になっていた事を思い出した。

もし先生が私の名前を読んだときに、私がいなかったら非常にまずい。

寝坊したから行かなかった、そんな理由ではどう考えてもただでは
済まされないことに気付いた。

間に合わないのは百も承知だったが、とにかく出席しなければ後で何と言われるかわからないと思い会館へ急いだ。


何とか間に合ったので結果としてはよかったのだが、あの時は本当にあせった。

まあ、今となってはいい思い出ではある。