カテゴリ:そのほか
この日は、揖斐川マラソンで、そのハーフマラソンの部に出場してきた。
久し振りのレースで気持ちが昂ぶっていたためか前日の夜は緊張して眠れずそのまま出発。 最寄りの駅からムーンライト「ながら」に乗車し、大垣駅まで移動。 大垣駅から近鉄養老線に乗り換え。 車両の中は、ジャージ姿の人達ばかりだった。 山梨県の大月駅~富士吉田駅に移動する時もこんな感じだったけど、 あの時とは比べ物にならないくらい混んでいた。 揖斐駅で下車。 シャトルバスで会場へ移動。 ちょっと雨が降っていて寒かったので、中央公民館の中に移動した。 通路は、人や荷物で一杯だった。奥の方に、体育館のようなホールがあり、 そこが暖かそうだったので、その中の隅っこの方に荷物を置いた。 アップの時間までちょっと眠かったのでウインドブレーカーのフードを被り、 眼を閉じじっとしていた。9時50分~アップ開始。 <アップ>グランドが、公民館の隣りにあり、そこでアップを行った。雨が降っているせいか出場者に対し、アップをしている人が少ないような印象だった。これから向かうことになる山の方の天気は、濃い灰色の雲が厚く垂れ込めていた。私は、雨が降っていても、この寒さでアップをしっかりせずにはとても走れないと思ったので、体が温まるまでしっかり走った。手袋をはめていたのだが、防水機能が付いていない安物なので、手袋が雨を吸収し、そのせいで手の皮まで少しふやけていた。 途中で、どこかのおじいさんがやってきて、「雨が、降っていて寒いけどな。こういう天気の方がいい記録が出るんじゃ。」と言っていた。私自身のこれまでの経験を振り返ってみると、確かにこういう天気のときは、意外といい記録が出ているような気がして、この言葉にしっくり来た。ちょっと天気が悪くて嫌だなと思っていたのだが、おじさんのポジティブな一言で一気に晴れた。言葉の力は本当に偉大だと思う。 アップを終え、ロングTシャツ、ランパン、安物の手袋は雨で駄目になったので、軍手に着替え、スタート地点へ。 <スタート~折り返し> スタート地点には、かなりの人がすでに並んでいた。あまり後ろの方に並ぶと、前の人を抜くのに無駄にエネルギーを消費するので、先頭から100m~150mくらいの位置に紛れ込んだ。 スタートは、午前11時。 最初の1kmは、周りの遅いペースに、はまってゆっくりとした出だしだったのでかなり遅かった。1kmを通過した辺りから集団がバラけて来たので、その人達を拾うようなかたちで走った。2kmくらいでちょっとした集団になり、その集団の中でじっくり我慢して7kmまで走った。7kmを過ぎた辺りから折り返しまでちょっとした登り坂があるのだが、そこら辺では集団は既にバラバラに、点々とした前の人達を追って走るような感じになった。もっと飛ばして前に追いついて行こうかと思ったのだけど、前回の大垣ハーフマラソンで、前半自分の実力を顧みず飛ばし後半力尽き、意識がもうろうとしながらなんとかゴールに辿り着くというような事があったので自重した。おそらく、あの時は、10月下旬というのに9月上旬並の気温や給水に失敗したという事も重なり、脱水症状を引き起こしていたと思う。途中からどうやって、ゴールの競技場まで帰ってきたか思い出せないもんね。 <折り返し~ゴール> 折り返してから、下りを利用してペースを上げた。下りは苦手だけど、出来るだけブレーキをかけないように、重心の移動を意識して走った。下り坂を、ボールが転がるようなイメージで。16kmくらいで下りが終了。そこから、1km位堤防の脇の平坦なところを走り、17km位から堤防上にコースが変わった。風は強かったが、山の方から吹き降ろして来る風で向かい風ではなかった。堤防沿いから見える揖斐川はゆったりと流れていて景色は抜群によかった。最後、鉄橋に差し掛かるところで地元の中学生が応援してくれていたのでかなり元気が出た。鉄橋では、ちょうど風に対し向かうかたちになり、まともに風を受けたが、あと少しの辛抱だと自分に言い聞かせて粘った。 鉄橋を渡って、最後400m位のところから足が動かず4人位に抜かれたが、全体を通してみるとなんとかうまく自分のいま持てる力を配分して走れた。 そのまま歩いて中央公民館へ移動、グランドで10分程軽く走りストレッチ。 その後は、着替えて公民館中庭で、屋台で購入した豚汁&持参したおにぎりを食べた。ちょっと疲れていて、おにぎりは全部食べれなかったけど、豚汁のおかげで体がぽかぽか温まった。 15時頃、会場を後にした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月17日 17時55分15秒
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