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テレビで気象予報士さんが~~
確かにこの間までの暑さとは違う気も・・・ でもこの間、夏眠(冬眠)で鈍った身体を鍛え直すべく運動を 誓ったはずなのに昨日今日と又々ごろごろ読書三昧 『出口のない海』横山秀夫作 2頁読んでは胸を詰まらせ 3頁読んでは心塞ぎ 糸山秋子の『糸的メイソウ』で気分転換をしながら 読み進んでいる。途中でつらくて投げ出すにはあまりにも心惹かれる内容 である。 太平洋戦争の火蓋が切って落とされた1941年12月8日この日から物語は始まる 3年前の甲子園の優勝投手だった主人公、並木が学徒出陣で学業半ば海軍に 出征、戦況悪化のなか人間魚雷(回天)に搭乗することになる。 脱出装置のない自らが魚雷装置そのもの 「本当に死ぬのが怖くないのか みんな、本当なのか 俺だけなのか・・・。俺だけが生きることに未練をもっているのか」 「もう生きることを考えてはいけない。確実な死が約束されているのだから」 決して国を守るため家族、恋人を守るためならば死を恐れているわけではない並木 かの国では今も自爆テロが行われている、あの若者たちも自分の命と引き換えに 母国に平和が来ると信じているのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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