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2006.08.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
テレビで気象予報士さんが~~
 確かにこの間までの暑さとは違う気も・・・
でもこの間、夏眠(冬眠)で鈍った身体を鍛え直すべく運動を
誓ったはずなのに昨日今日と又々ごろごろ失敗読書三昧

 『出口のない海』横山秀夫作  2頁読んでは胸を詰まらせ
3頁読んでは心塞ぎ 糸山秋子の『糸的メイソウ』で気分転換をしながら
読み進んでいる。途中でつらくて投げ出すにはあまりにも心惹かれる内容
である。

 太平洋戦争の火蓋が切って落とされた1941年12月8日この日から物語は始まる
3年前の甲子園の優勝投手だった主人公、並木が学徒出陣で学業半ば海軍に
出征、戦況悪化のなか人間魚雷(回天)に搭乗することになる。
脱出装置のない自らが魚雷装置そのもの 

   「本当に死ぬのが怖くないのか みんな、本当なのか
      俺だけなのか・・・。俺だけが生きることに未練をもっているのか」

   「もう生きることを考えてはいけない。確実な死が約束されているのだから」
     決して国を守るため家族、恋人を守るためならば死を恐れているわけではない並木

  かの国では今も自爆テロが行われている、あの若者たちも自分の命と引き換えに
  母国に平和が来ると信じているのだろうか。





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Last updated  2006.08.30 22:17:28
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