たび日記

昨晩はいつまでも遠雷が空を光らせ
落ち着かない一夜だった。

　自分にとっては特異な体験だと思っていても人間とは
月日と共に簡単に忘れていくものだと思う。
　私自身、２年と経たない前の事でも遠い記憶の彼方・・のような
時々は思い出せるものだけでも私の為にも記録していこう。

　１９９７年隣町にコンビニをオープンしてまだ間もない頃、
夜更けに赤ん坊を抱いた女性が青ざめた顔で
　　　「助けてください。追いかけられているんです。見つかったら殺されます！」
　　{おおげさなんじゃないの～}　私の心の声

夫婦喧嘩なのだろうか？どう対応するべきなのかオタオタ
　「とにかく　奥の更衣室に隠れますか・・」とうちの主人
　　{バカじゃないの！警察に言うべきヨ！}

　　　学生バイトに　「おい！更衣室に案内してあげろ」　「は～い」
　　　・・・いつまでたっても追いかけてくる人なし・・・
　　　　・・・いつまでたっても案内したバイトが戻ってくるでなし・・・
　　どうなってんの？と更衣室に見にいくと　アラアラ！！
　　　バイトのお兄ちゃんまで・・なかから鍵を掛けて更衣室へ
　　　　「おまえ　何してんねん」　　「だってオーナー！僕も怖いです～」

　　後日談　夫婦喧嘩の夫は自宅で高鼾！