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開館前から車が並ぶ、わが町の図書館
物忘れがヒドイとお嘆きの私でも 感動したものは忘れていませんでした秋の気配とともに思い出すのは 空を飛ぶ蜘蛛のこと・・・・晩秋の1日、半透明の糸をつけた蜘蛛の子が一斉に空を飛ぶ 不思議な現象 すぐに落ちてしまう子、遠く太平洋上の船のロープに絡まったのを確認 された子。なぜそのような事をするのか???ただはっきりしているのは秋晴れの朝 蜘蛛の子が飛ぶとその日を境に季節はイッキに冬へと進む(冬おこし?) 岡山のある地方でこの不思議な現象を見た少年が、東京の自宅の向かいに住む年上の女性に ラブレターを渡したことから、この物語は始まる 宮本 輝作『約束の冬』 女性は不幸な出来事からこの家をすぐに出ていくが10年後、運命に引きずられるように その家に戻ってきた。 成人した向かいの青年との再会、しかし女性はラブレターの主が 彼とは知らない・・・心優しい大人達が織り成す柔らかい光の中のような物語 秋にこそ読むべき1冊だと思う。 さすがにラブレターの内容までは覚えていません。 図書館でカンニングして来ました~(^^♪ 空をとぶ蜘蛛を見たことがありますか。ぼくは見ました。蜘蛛が空を飛んで行くのです 十年後ボクは26歳になります 12月5日です。 その日の朝 その場所で待ちます 天気が良ければたくさんの蜘蛛の子が飛ぶはずです。 その時、ボクはアナタに結婚を申し込むつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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