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2006.11.10
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カテゴリ:カテゴリ未分類

砂漠の船 / 篠田節子/著

  


 近頃、本を読んでいても同じ箇所を何度も読み直してやっと納得
理解するのに時間がかかっているのに気付く。

 いつからこうなったのか
今までは軽く読み流しているつもりでも理解出来ていたのか、それとも
年齢とともに細かい部分にも拘る粘着質な性格に変わってきているのか

 例えば『西日のあたる銀行の前を右に曲がり3軒目の居酒屋の暖簾を・・』
        ストーリーに影響のない情景、景観を文章通りに頭に思い描きながら
 次へと進む読み方に自分自身がすこ~し心配。。。
    それとも、こんな丁寧な読み方こそ本当に本を読むってこと?

 こうやってや~っと読み終わった
          「砂漠の船」  篠田 節子作

  不況の嵐の吹き荒れる都会の片隅で、理不尽なリストラ
    首切りに翻弄されながらも必死に家庭の安泰だけは守ろうとする
     (その心理のなかには過去の自分の生い立ちが大きく影響)
  主人公幹郎だが、その最愛の娘にさえ
   お父さんの「人間らしい生き方」って言葉、はっきり言って 気持ち悪い!
  と生き方そのものを否定されてしまう。

 最後には幹郎以外はサバサバと新しい生活を目指し離れていくのですが・・
 残された彼の心境や如何に・・・
     
     原題「ノスタルジァ」郷愁がぴったりな1冊でした。
    
 





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Last updated  2006.11.10 16:27:47
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