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久しぶりに片時も手放せない本を見つけました。
やっぱり私はメリハリのあるストーリー展開の 本にしか惹きつけられないみたい・・・ 難しく考えることが苦手になってきているのかも?? でもまぁ~楽しいのが一番!! カメラ機器メーカーの技術研究員として 本社の研究所に勤めていたが、不本意な移動で 大阪の営業本部に転勤してきた男と 中学卒でカメラ機材の量販店を興し、関西でも 有数の会社に育てあげた男の友情物語だが、 まわりにいろんな個性の人物が現れて二人は翻弄されながらも50歳にして真の親友と呼べる相手を得る。 宮本輝さんの本は、知る限りのどれも善人しか出てこなくて心癒されたい時には ピッタリだと思う。・・・が続けて読むと「そんなにイイ人ばかりがこの世にいる~?」 とヒネクレ根性も出てきたりして・・・たま~のホンワカ気分には寄り添うよう。。。 男二人で旅に出かける先も、故郷瀬戸内での老親、老犬との交流、丹波丹後での素朴な人々との 出会い、はては、中国からタクラマカン砂漠そしてパキスタンのフンザまでの壮大な旅行計画。 「空飛ぶ鳥なく、地に走る獣なし」という死の砂漠タクラマカンまでの行程をネットの地図で 辿りながら楽しませてもらっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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