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カテゴリ:日常のあれこれ
明日の記憶 遅ればせながら映画『明日の記憶』を我が自治体の上映で見てきました。 どなたにとりましても最近の関心事であるらしく、朝昼2回の上演とも早い時間帯から ホール前には長い行列が出来ていたらしいのですが、幸い座って見ることができました。 若年性アルツハイマーを題材にした映画でしたが、企業でバリバリと働く男を 襲った病、しかも進行を遅らせる薬はあっても根本的治療法はナシ。 男の苦悩と一身にそれを受け止める妻の姿に何度上に目を逸らせたことか・・ 前の席の男性もしきりに手を鼻のところへ。。。場内あちこちからもグス、グスンの音が やがて仕事も出来なくなり替わりに妻が働くようになるのですが、夫は自分の さだめに苛立ち、つい妻に暴力を奮ってしまいますが、そんな時も健気に妻は 「泣かない。泣かない。」と心の中で唱えます。 映画ゆえに綺麗事すぎないか??と思える箇所もいくつかあるものの現実を 直視した本当にいい作品だと思いました ラスト近く夫は自分の意思で施設を見学、申し込みを決意します、そして・・ そのまま二人の思い出の場所の森で一夜を明かしてしまいます 捜しに来た妻と再会しますが・・・この時、とうとう夫には妻さえも認識出来なく なっていました。 涙を見せず明るく振舞っていた妻も、この時ばかりは背中を向けて号泣。 でもすぐに振り返りニッコリ・・・ ラストシーンはスクリーンいっぱいの奥多摩の森林風景のなか、遠景の吊橋を 少し離れて歩く2人の映像が・・・(多分これがラストシーンだと思うけど・・ この美しい風景に又ウルウルきてしまって明るくならないうちにWCに 飛び込んだからちょっと自信が・・・??) まだこの映画をご存知でない方、一見の価値は充分にアリでございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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