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2007.05.24
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カテゴリ:日常のあれこれ

 読み終わった「八日目の蝉」から....

 ラストシーンがとても切なくも感動的で、今のところは時折その情景が
 自然に浮かんできては清々しい読了感を新たにしているが....

 これが1週間たち1ヶ月が過ぎる頃には、悲しいカナ
 ストーリーそのものさえ思い出せなくなるかもしれない最近の私しょんぼり

 そんな自分のために
 誘拐された女、誘拐した女の20年後を書いておきたい。

 ノート保護され自宅に戻ったときは4才になっていた薫
 決して大事に扱われなかった訳ではないが父親になりきれない父、母親になりきない母
 めずらしいものを見るような妹の視線。
 見世物あつかいの世間。どれもこれも「あの女」のせいと憎むことだけを心の支えに
 成人した薫。

 「あの女」との暮らしは思い出しもしない
 そんな時、カルト集団での暮らしを共にした2歳上の千種が
 薫を探し当て、4年間の逃亡生活を辿ろうと
 強引に薫を誘い出す。最後の地、小豆島を訊ねるべく岡山港に着いた二人

 「あの女はとっくに刑務所から出てるはずだけど、今どこに...」
 封印していたハズの憎い「あの女」について初めて自分から言及する薫

 港に立ち、対岸の島を眺めたとき、走馬灯のように「あの女」との暮らしが
 よみがえる。

 たしかにあのとき「あの女」は母だった。憎しみに封印されていた島の暮らしは
 女の愛情と献身で楽しくも豊かな生活であったのだ.....と

 一方、誘拐した女、希和子は出所後、流れ流れて岡山まで来たものの
 自分の罪への怯えと後悔で、あと一歩の小豆島に渡れない
 対岸の地に職を得
 来る日も来る日も夕方になると港に座り、島影を見ながら
 薫との生活を思い出す日々。

 二人の視線が交差する日はあるのか。
 
 乗船するために桟橋に向う二人連れに「薫~」と思わずつぶやく希和子
 いつか自分も海を渡れる日がくるだろうか....

海は陽射しを受けて、ちかちかと瞬かせている。茶化すみたいに、
 認めるみたいに、なぐさめるみたいに、許すみたいに....ノート

   今日のデザート

             バナナとマンゴのゼリーNO1.JPG     



 
 





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Last updated  2007.05.24 21:15:47
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