|
カテゴリ:日常のあれこれ
梅雨入りした今日は律儀にも 朝から間断なく降り続いておりますよ! 雨が....いまも おかげさまで出かけることも出来なくって(車あるじゃろ)一日で これ読んでしまいました。。。。 NHKで彼の原作『ハゲタカ』を放送していたときに興味をもって 図書館に探しにいったりしたんだけど、そのときは一冊もいてなかった(たぶん) そのうちマヤマジンさんのことは、すっかり忘れてしまっていたら映画版『ハゲタカ』が 放映される(されている)とのこと。 テレビで放送された『ハゲタカ』のその後版らしいのでこれは見に行くとして.... 思い出したように真山仁さんの本も読まなくっちゃとまたまた図書館へ(ミーハー) あったのは『バイアウト』下 『レッドゾーン』下 と『マグマ』だけ バイアウトは『ハゲタカ』の原作だし『レッドゾーン』は映画版の原作 こちらは映像で見る気だしこれはパスだな(ってどっちも下しかないし...) で 「マグマ」借りてきましたよ! これは「ハゲタカ」と呼ばれる外資ファンドに勤める女性が 倒産した(させた)地熱発電を研究開発する会社を立て直すべく活躍する姿を 描いたストーリー 冷酷な「ハゲタカ」の一員の彼女が地熱発電に興味を持っていく過程が 「お恥ずかしいですが、地熱発電のことは少しも知らないもので.....」との 言葉で 地熱発電とはどのようなものか、どのようにして発電するのか、設備はと 非常に分かりやすく説明されているので、読んだワタクシにもよく理解が出来た (但し 今はネ。一週間先は??自信ないけど) この本で登場する地熱発電の研究所の場所は、九州大分はミヤマキリシマの群生する あのあたりなのですよ。 湯布院、黒川、由布岳、鶴見岳などは実名が出ているんだけど この小説のなかの「湯の原」「伽藍岳」などは架空の地名だと思うのですが 九州一帯に地熱発電の発電所が設営されているのは実際のことで 九州独特の高い木などはなく見渡す限りの草原のあちこちから 突き出た煙突のようなものから硝煙がモクモクと湧き出ている光景が 見られるようです。 九州以外にも、こんなに地熱発電所があるとはぜんぜん知りませんでした。 ニッポンの地熱発電所 原子力発電の危うさや温暖化対策など現在に即したストーリー展開は 現実を映しているようで恐ろしくもあり知識として知っておきたい事柄も ふんだんでグイグイと引き込まれていく一冊でありましたよ。 終盤の(研究者)御室が若くして白血病に倒れていく姿とそれを支える妻との 愛情物語だけをとっても涙なくしては読めません(泣いてないけど) タイトルの 「やはり行かなければ」になかなかたどり着けないですけど.....困った!(ーー;) 小説のなかの 地熱発電の装置が聳え立つ山地の光景の描写が目に浮かぶようで現実に その場に立ってみたいな! と ミヤマキリシマの季節がいいな!と これが言いたかった!(汗 ・・・・・やっぱりクルマはもうちょっと乗っていようかな レンタカーでいいかな ・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|