たび日記

　

　昨夏の思いがけない出来事から一年が過ぎ
　今このように住む場所も替え、健康で居られることが不思議な思いでおります。

　主人を亡くしてしばらくは時間が止まったような気がして果たして自分に来年が
　あるのだろうか、あるとしたらそのときはどのような気持ちでいるのだろうかと
　目の前の出来事から意識的に眼を逸らし未来だけを見つめるようにして日々を
　過ごしてきた一年。

　過ぎてしまえばあっと言う間だったような気もしないでもないが.....
　やはりワタクシには長いながい苦しい日々の連続であったようにも思います
　オットを追いかけるように逝ったモモ、２０歳の誕生日を待たずに逝ったフジ丸

　どちらの仔もワタクシがこれから一人で生きてゆくのに必要な
　『強い心』と『自然に生きる』と言うことの意味を教えていってくれたような
　気をします。

　今のワタクシの心境　淋しい　どのように言葉を尽くそうと飾ろうと
　この一言に尽きる　　やはり　　淋しい　　でも

　これから先、どのくらい生きながらえていく寿命があるのか計り知れないこと
　ではありますが、できるだけ自然体で在るがままワガママに暮らして、
　オットやモモやフジ達と逢える、その日を　迎えられたらイイな
　と節に願っております。

　タイトルも変えてみました（もう新しい自分発見！はしたくはアリマセンから）
　ちいさな旅、おおきな旅（これはたぶん少ないと思う）
　こころの旅とあっちへ行ったりこっちへ行ったりの身体とこころの
　徒然を綴っていきたい（生きたい）なと思っておりますが......。さて