風邪引いてグズグズ(鼻が)してたら
アッというまの1週間
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風邪で寝ていた3日3晩のうちに
読んでしまった本
特異家出人
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幻のエゾオオカミを探し求める仮出所中の男と
父の遺志を継いで山岳写真家を目指す男を描いた
山岳小説
『分水嶺』を
読んだ後に
借りて来た
同じ作家さんの
『特異家出人』
特異家出人とは・・・・本人に家出の意思が認められず
事件や事故に遭遇している
可能性や自殺する可能性のある
家出人のこと
この小説も特に家出するような原因が認められない老人が
ある日、突然姿を消したことから始まる警察(特殊班)小説なのだけれど
事件の深層には戦中・戦後の日本の混乱期の時代が
大きく関わっていたり
姿を消した老人を拉致した犯人の目的も
金銭目当てだけの拉致監禁事件では
ないような背景を持っていたり
この事件と無関係とは思えない主人公の祖父と
拉致された老人との交流や
その時代の若者の苦悩や青春も描かれていたりで
熱と鼻詰まりに苦しみながら
読んだ本は
期待以上に読み応えのある
興味惹かれる内容の本でありました♪
次は
『漏洩』(素行調査官)
そのまえに
風邪ホンキで治さなきゃ
年賀状は
このお顔で
いいかしら