あっという間に
3月も中旬
旧き佳き
佳き
というわけにもまいりませんが・・・
内容が殺人事件ばかり
なのですから
出先でも毎夜
一話ずつ読んで
やっとこさ(笑
読み終わりました
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『幽霊紳士』の
最終話(第12話)など
推定するに30半ばらしい女性を
老嬢と表しているんですからね
どんだけ旧い時代の
小説かわかるというものです
今の時代の
アラフォーアラフィフのみなさんの
どこをさがしても老の文字は
見当たりませんものね
ただ
時代設定を変えるだけで
このストーリーは現在にも
通用するのかな・・・と
思ってみたり
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親の遺産で優雅な暮らしの
深窓の令嬢
10年間
一匹のシャム猫とひっそりと暮らしてる
その猫がある日、行方不明に
礼金付きで新聞に捜索願を出してみると
猫を抱いたイケメンが現れる
それを機会にたびたびイケメンが
屋敷に現れるようになる
と
またある日
猫が行方不明になって
イケメンが探し出してくる
の繰り返し
礼金だけが目当てだとわかっていても
若いイケメンが忘れられなくなった
令嬢の憂鬱
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そして
とうとう復讐の手段として
そのイケメンが猫に手を出した時に
猫の爪には毒薬が・・・
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老嬢を
この時代より一世代も二世代も上に設定
詐欺師まがいのイケメン氏を30代にすれば
今の時代の小説としても成立するかなあぁ・・・と
考えて(妄想)みたんだけど・・・
ダメよダメダメ
いまの時代なら
こんな回りくどいコトしなくって
てっとり早く老嬢をアレして
お屋敷を家探し、金庫からごっそり財産を
頂戴して
チョン!
だわねぇ
怖っ
老嬢が復讐する機会なんて
なかったわねぇ
(誤解が生んだ復讐劇なんだけど)
な~~んて
今の時代にすっかり毒されたことを
考えてしまいました
殺人事件だって昔は佳かった
・・・んなことはねぇべえ
次はなに読む