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テーマ:婦人科の病気(1167)
カテゴリ:健康について
前回の続きです。
記録として残そうと思い、書いてます。スルーでOKです。 *********************************************************************** (1)7月12日、手術に関する説明は… ・病名:卵巣腫瘍(境界悪性~悪性の疑い) ・治療方法:手術療法(付属器摘出→迅速検査。) 良性または境界悪性の場合、虫垂切除のみ。 悪性または境界悪性で皮膜破綻の場合、子宮全摘出+左付属器摘出+骨盤内リンパ節郭清+ 大網切除+虫垂切除。術後、化学療法(=抗ガン剤治療)が必要。 ※画像診断で、消化管と接している部位あり。皮膜破綻があった場合、消化管切除。 場合によっては人工肛門に。 要するに「腫瘍のある右卵巣を取り除いてすぐに検査して、“良性”でなければ、まわりの 接してる臓器や器官をごっそり摘出するよ」という話し。 「皮膜破綻」とは、「右卵巣が破れていたり、手術で破れたら、転移の危険があるので“悪性”で なくても、まわりを摘出する」ということ。 ・合併症:手術により→リンパ浮腫、更年期障害、膀胱・消化管損傷 抗ガン剤治療により→貧血、出血、神経障害(しびれ、味覚障害)、消化器症状 (吐き気、嘔吐、下痢、便秘)、アレルギー反応、脱毛 …こういった内容を更に細かく説明を受け、必要な「同意書」への署名についても説明を 受けました。手術、麻酔、輸血等々の。 2010.08.22 白万重(フロリダ) posted by (C)miwapie (2)入院前まで。 困ったことに、大きくなった卵巣が腹部内を圧迫し続け、胃が悲鳴を上げたいくらい痛く なってしまい、7月14日、市販の胃薬を服用し痛みを紛らわせた。 この頃から、「寝る=横になる」という動作にさえ苦痛を覚え、更に起きあがる動作にも かなりの痛みを伴うようになり、起きあがることだけのために1時間前後かかるようになった。 (正直、「遺言を書いておかなくては」と真剣に考えていた。) 2010.08.22 ファーストラブ(HT) posted by (C)miwapie (3)入院。 入院に必要な物は、あらかじめ用意してあって、いつでも入院出来るようにしてあった。 12日の「入院説明」で、足りなかった物も、病院の売店で購入して、追加した。 そんな時、学生時代からの親友から、突然荷物が届いた。 「渡したい物があるから、14日か16日に家に行っていい?」 とメールをもらったんだけど、14日は勤務の予定だったし(でも体調が最悪で欠勤した) 精神的にも不安定になっていたので、 「元気になったら、こっちから会いに行くから。」 と、訪問を辞退した。(わざわざ岐阜県から出てきてもらって、具合悪くて寝ていたり、 長く話す気力がなかったりしたら、申し訳ないもん。) で、「渡したい」と言っていた物を宅配で送ってくれたのだ。 2010.08.22 ゴールドメダル(HT) posted by (C)miwapie 届いたのは、前あきのガーゼのパジャマ、蓋付きのコップ、スリッパと、 「少しでも気が紛れれば…。癒やし効果があるといいな。」 と、ウォータービーズ。 パジャマもコップもスリッパも、もちろん用意してあったけれど、ありがたく使わせて頂く ことにして、バッグの中身を入れ替えた。 7月20日、午後2時。「入院受付」へ出向き、手続きを待つ。 この時間に集中していたのか、受付で待っている人(患者&家族)があふれかえっていて、 座る場所もなく、壁にもたれかかり、ぼんやりとして時間を過ごした。 この時、お腹の張りは、最高潮?かなり、痛みが強くなっていた。 2010.08.22 初恋(挿し木/HT) posted by (C)miwapie お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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