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↑ 写真はNYtimesからお借りしました。 偽領収書「納付拒否」扱い…社保庁横領あきれた手口 年金記録漏れ問題の原因解明と責任追及を行う総務省の「年金記録問題検証委員会」(座長=松尾邦弘・前検事総長)は23日の会合で、社会保険庁職員による年金保険料横領の実態を調査している同委員会作業部会の中間報告を受けた。 作業部会は、同庁が把握している保険料着服事件12件について、聞き取り調査を行うなどして詳しく調べた。その結果、着服を隠ぺいするため、実際には保険料を支払った人を「納付拒否」の扱いとして納付者に督促状などが行かないように工作したり、偽の領収書を渡したりするなど、悪質な事例が含まれていることがわかった。被害額は10万円程度から2000万円を超えるものもあった。 同委員会では、同庁に対し、横領事件の全体像を委員会に示すよう求めている。松尾座長は「表に出ていない不祥事があるかもしれないので、必要な調査を早急に行う」と述べた。 年金記録の解析20日やっと着手 社会保険庁の業務を監視する総務省の「年金業務・社会保険庁監視等委員会」の第2回会合が23日、開かれた。同庁側は、該当者不明の年金記録約5000万件のうち受給資格のある記録を特定するため、コンピューターに詳しい民間企業の研究員8人を招き、保険料の納付期間別に記録を分類するなどの作業を今月20日からようやく始めたことを明らかにした。 年金漏れ問題部長2人更迭…社保庁 社会保険庁は23日、年金記録漏れ問題を担当する青柳親房運営部長と清水美智夫総務部長を事実上、更迭するなどの24日付人事を発令した。青柳運営部長は厚生労働省九州厚生局長に、清水総務部長は北海道厚生局長にそれぞれ異動する。長官に次ぐ要職の部長が地方の出先機関に異動するのは異例。青柳、清水両部長は年金問題を巡り、国会での答弁や与野党議員への説明などにあたってきた。今回の人事は「一連の混乱を招いた引責」(厚労省幹部)だと受け止められている。 (2007年8月24日 読売新聞) ============ 菅総務相団体も1956万円計上 05年 所有ビルに『事務所費』 2007年8月25日 『東京新聞』夕刊 菅義偉総務相が代表を務める自民党神奈川県第二選挙区支部と政治団体「菅義偉後援会」が、菅氏が所有するビルに事務所をおき、実質的に家賃がかからないにもかかわらず、二〇〇五年分の政治資金収支報告書に事務所費として計約千九百五十六万円を計上していたことが二十五日、分かった。 同後援会の幹部によると、菅氏は二〇〇四年十二月、二団体が以前から事務所を借りていた横浜市南区通町の三階建てビルを購入した。二団体は買い取る前の〇三、〇四年には計約二千百三万円と計約千六百二十万円の事務所費を計上。〇五年は家賃が不要になったはずだが、計千九百五十六万円を事務所費として収支報告書に記載していた。 この幹部は東京新聞の取材に対し、「収支報告書の記載に問題はないと思う」と説明している。 事務所費をめぐっては松岡利勝元農相や赤城徳彦前農相が議員会館や実家に事務所を置きながら事務所費を計上し、問題になった。 ============ *菅(すが)大臣サイドは「報道には悪意を感じる」とかで告訴も検討しているとのことである。笑。総務省も(自分とこの親分だからか?)「法的には問題ない」としている。 しかしね、自分の持ちビルに家賃を払って(?)それを事務所費に計上していたって言うんだろ? 自分で自分に金払ってそれを必要経費だと言うんだろ?! 変じゃねえか。 おかしいよ。まるで自分の足を食う蛸みたいな話だぜ。w ============ 社保庁長官ら更迭 年金記録不備 厚労次官に前内閣府次官 2007年8月25日 『東京新聞』朝刊 柳沢伯夫厚生労働相は二十四日夜、厚労省で記者会見し、社会保険庁の村瀬清司長官と厚労省の辻哲夫事務次官をいずれも退任させ、後任にそれぞれ元総務省行政管理局長でNHK監事の坂野泰治氏、前内閣府事務次官で日興フィナンシャル・インテリジェンス理事長の江利川毅氏を充てる人事を発表した。 公的年金の記録不備問題をめぐる村瀬、辻両氏の責任を問う、事実上の更迭。二十八日に閣議決定し、三十一日に発令する予定。事務次官経験者が他省の事務次官に就任するのは極めて異例。また総務省OBの社保庁長官就任も例がない。坂野氏らの起用に関し柳沢氏は「単純な繰り上げではなく力のある方に新しい目でもう一度行政を構築してほしい」と表明。また「塩崎恭久官房長官を中心に十分に考えを擦り合わせた」と、首相官邸の意向が強く働いたことを示唆した。公的年金記録問題に関し、総務省は年金記録問題検証委員会など三つの第三者委員会を設置。総務省出身の坂野氏の長官就任で、記録問題への対応や二〇一〇年一月の日本年金機構への移行などで総務省主導が強まることが予想される。 現内閣でけじめ 首相 【クアラルンプール=原田悟】安倍晋三首相は二十四日夜(日本時間同)、クアラルンプールでの同行記者団との懇談で、社会保険庁長官、厚生労働省次官人事について「国民の(年金)不信を払しょくし、前進をしていかなければいけないという観点から、けじめとして現在の内閣で人事を行った」と述べた。 ============ *「更迭」ったってねえ・・鳴物入りで登場した村瀬さんだけど、何か一つくらいは仕事したのかい? 本人辞めたくてしょうがなかったところだからこれこそ「渡りに舟」そのものだね。w 国が率先して「振り込め詐欺」に没頭していたような役所だから、これは誰が何をしても簡単には「改善」出来ないよ。制度をどういじったって、まともに機能させるためには金も時間もかかるしね。 自分で真面目に年金を納め続けたがために、却って余計な税負担まで発生したというんだから世話ないぜ。こんな国他にあるか? ============ 中川昭氏ら入閣有力 小池氏は交代 幹事長麻生氏就任へ 2007年8月25日 『東京新聞』朝刊 安倍晋三首相が二十七日に断行する内閣改造・自民党役員人事で、中川昭一党政調会長、町村信孝前外相らの入閣が二十四日、有力となった。小池百合子防衛相は続投しない見通し。また、党運営の要となる幹事長には麻生太郎外相の就任が固まった。 安倍首相は同日夜(日本時間同)、クアラルンプールのホテルで同行記者団と懇談し「外遊に際し、基本的な人事構想は考えをまとめた」と述べ、既に人事の大枠は固まっていることを明らかにした。また「今後とも改革を進め、経済を成長させていく基本的な考えに変わりはない」と、改革路線を重視した顔ぶれにする考えを示した。 麻生氏の就任が見込まれる幹事長については「党の人心を束ねてもらわなければならない。活力を持てる党運営をしてほしい」と注文した。 改造は、参院選惨敗の反省を踏まえ、原則として全閣僚が交代する大幅なものとなる。小池防衛相は、訪問先のニューデリーで記者団に、イージス艦情報流出事件について自ら責任を取る考えを表明。その上で「テロ対策特別措置法についてもしっかりと延長を実現してもらえる人にバトンタッチしたい」と述べた。退任の意向は既に首相に伝えたとしており、首相も小池氏の意向を尊重する方針だ。一方、公明党は冬柴鉄三国土交通相の続投を希望しており、留任する方向。また、菅義偉総務相ら一部は他の重要ポストへ横滑りする可能性がある。参院からは矢野哲朗氏の入閣が有力だ。 ============ *『改造』ったって、民間から引っ張って来れないなら今いる顔ぶれしか登用出来ない訳で、我々には珍しくも何ともないのだ。 先の選挙で「負けるわけには行かないんです!」「勝たせて下さい!」「景気が後退してもいいんですか?!」・・云々と国中で絶叫し、土下座し、脅しつけていた連中が椅子や並び順を取り替えるだけの話である。 この際彼らにはまとめて政治の表舞台からご退場願った方がいい。それが「ものの道理」というものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月25日 18時34分13秒
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