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カテゴリ:都会・田舎・身の回り。
1.麦の穂を揺らす風・・アイルランド独立運動に題材を求めた、去年の話題作である。これを見ておきたかったので風邪を押して例の3本立て500円の日にトビタシネマへ行ってしまった。 ポール・マッカートニーやマクドナルドの「Mc」はアイリッシュ系の表記である。サーの称号を貰ってしまったポールであるけれども、彼もかつてアイルランド関連のメッセージソングを歌っている。 大英帝国というのはどこが「紳士の国」か、言ってしまえば実に野蛮な国だったから、世界中に出掛けて行っては行く先々で植民地支配のため混乱・戦火を齎したが、お隣アイルランドとて例外ではなかった。この映画でも当時のイギリスのえげつない統治策の一端が垣間見えるわけであるが、大航海時代以来の『近代』というものは世界中でこうした血で血を洗う惨劇抜きには語り得ないのである。 IRAをはてなダイアリーで見ると↓: Irish Republican Army(アイルランド共和軍)の略。一般にProvisional IRA(アイルランド共和軍暫定派)のこと。 カトリック系過激派武装組織。イギリスからみるとテロ組織=民族主義ゲリラ集団。北アイルランドおよびイングランドで数々の爆弾事件、銃撃事件、誘拐事件などを行なってきた。政治部門はシン・フェイン党。 イギリスの植民地だったアイルランドが独立する過程で「イギリスの一部」として残された北アイルランドをアイルランド共和国と統合し、統一アイルランドを実現させることを目指す。なお、「北アイルランドの独立を目指す」という説明は誤りである。 IRAという名称は1920年ごろに使われ始めているが、「北アイルランド紛争」で「IRA」と呼ばれるのは、“本家”のIRAから1969年に分派した「暫定派 (Provisional IRA)」のことである。暫定派からは、1986年に「継続派 (Continuity IRA)」が、1997年か98年に「真のIRA (Real IRA)」が分派している。暫定派は2005年に「武装闘争」の終結を宣言し、保有していた武器・爆薬などを無能力化し、以降は武力活動は行なっていない。継続派と真のIRAは停戦の宣言すらしておらず、武器なども保持したままであるが、組織の規模は非常に小さいと見られている。 cf.終わり方がわからない北アイルランド紛争。 2.トゥームレーダー(2001年)・・世界的人気ゲームの映画化ということだから当然アクションもので、スーパーウーマンの大活劇だね。「意外とかっこ良かった」などという評価があったが、あれは「意外と」ではなく、ナイスバディのお姉ちゃんが暴れ回るのだから正真正銘かっこよかったとおじさんは思った。ぁそ。 3.地獄の変異(2006年アメリカ映画)・・ルーマニアの地底洞窟を探検する話で、HPの30秒トレイラーからはあまり恐怖感は伝わって来ないが本編は結構怖い。終わりも意味深。あちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月01日 16時51分17秒
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