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2018.04.10
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カテゴリ:中学校生活
先週入学式だったんですけど、私は風邪を引いてダウン。ダンナが行ってくれました。




よいお天気でよかったです☆私は寝てたから知らんけど(笑)


高校受験・おかねのはなし総括の続きです。受験を終えて振り返っての雑感を脈絡なく書いてみます。

注)この記事は2018年受験の大阪の高校受験の話です。各地域や年度によっていろいろ違いがあるので、その点よくご注意ください。

<自分の成績の偏差値を早めに掴む>
コゾウの場合、公立高校が第一希望だったのですが、大阪の公立高校入試の場合は高校によって入試問題がA問題・B問題・C問題に別れます。Aが基礎、Bが標準、Cが発展というイメージですが、塾に行ってる人も行ってない人も1〜2度模試を受けて自分のだいたいの偏差値を掴んで、自分の受験するであろう高校がAなのかBなのかCなのかをイメージしておいた方がいいです。できれば6月頃までには。C問題は発展系の問題だけを出してくるので早めに対策をしないと時間切れになってしまうおそれが…(;´Д`)

<C問題校を受験する可能性がある場合は英検2級!>
これは英検2級を取得していれば入試の当日点の8割を保証するという大阪独自のシステムで(参照大阪府立高等学校の英語学力検査問題改革について)、英検2級取れる学力があれば当日8割は大丈夫だろ?と思ってたんですけど、それでもこれは取っておけば良かったと後悔しました。理由は当日の入試は“問題量が多い!”レベル的には2級と変わらないんですけど、圧倒的に長文の量とリスニングの量・早さがあって、かなりガツガツやりきらないと最後まで解けないんですよ。これはおっとり型の熟考タイプにはかなり厳しいので、事前にたっぷり対策出来て落ちても何度もトライ出来る英検の方がよっぽど楽です。C問題受験の子ならきちんと準備して受けたら必ず通るからコレは2年のうちか3年の6月までに取っておいた方がいいです。万が一、一次が合格で2次のスピーキングで落ちても1年間は1次合格の権利は保持できるので、あきらめずに10月・1月に2次だけ再チャレンジしてぜひとも取っておく事をオススメ!

<夏休み前の内申はちょっと脅し>
3年生は夏休み前に一回目の進路指導三者懇談があると思うんだけど、この時に1学期の成績と仮内申を提示されます(夏休み前の3者懇談)。あとで分かった話なんですが、この時の内申はかなり低めに出されてます。夏休みに向けてお尻に火をつけるのが主な目的みたい(笑)。実はこの後に2学期の成績とチャレンジテストの補正が入るのでかなり成績は上がります。子どもはそのまま「これではヤバい」とビビってもらってかまわないんだけど、保護者はある程度そのつもりで割り引いて見た方がいいです(私は知らずに一緒にビビりました…)。
(参照チャレンジテスト「評定の範囲」について

<塾の功罪>
年間60万もかかった塾、これは良かったのか悪かったのか。考えても結論は出ないんだけど、確かに効率は良かったと思います。コゾウはC問題を出す高校を受験したのですが、12月以降はひたすらC問題に特化した演習を繰り返していました。本人は振り返って「これ以上出来ない!ってほど勉強したかと言われたら多分そこまでは出来なかった。もう途中でどっちでもいいか〜って気分になっちゃって…」と後から告白していたのですが(おいいいい!!!ヾ(*`Д´*)ノ")、確かに塾では勉強していたけど、家では最後までけっこうのんびりしていたし、夜もさっさと寝てました(もしくはマンガ読んでた)。あの程度の勉強量で何とかなったのはやはり塾側の教材の的確さだったとしか思えない…。コゾウの塾は公立受験に特化した塾だったので上手くハマったということなんでしょうね〜。
ただ、コゾウの親友がよく勉強ができる子なんだけど慎重な性格の子で、その子は進研ゼミオンリーなんですが、私立もコゾウより1段下の学校を最上位クラスで合格、公立もコゾウより下の学校で定員の少ない特進コースで合格、コゾウ曰く「Yちゃんは私より絶対賢いねんけどなー」。たぶんYちゃんも同じ塾だったらコゾウと同じ高校を受験してただろうなと思うと塾ってなんなんだろう、ある種のドーピングだよねぇ、という気持ちは拭いきれません。
とはいえ、コゾウは自習室もフルに使いまくって(英数しか取ってないのに)他教科も教えてもらい、周りの子も同じ受験校ばかりなので高校でも気遅れもなく過ごせそうなので、環境を買うという意味ではとても良かったかな、と思ってます。でも60万は高いよねー(しつこい)。

<1年間の流れと買った問題集>
【1学期】まだまだ受験モードでもなかったです。やっておけばよかったなと今なら思う事は
・社会の公民をざっと最後まで流す
夏休みでいいかと思ってたんですけど、意外と理科・社会に時間を取られて夏休みだけではカバーしきれなかったので余裕のあるうちに公民は掴んでおけば良かったです。社会は昔と違って暗記一辺倒ではなく記述や日本史と世界史を横断するような問題が多いので意外と演習に時間を取られました。もともと得意で苦にならないタイプなら問題ないと思いますが、コゾウは歴史は強いものの地理にめっぽう弱くて地理対策に苦戦してました。
【夏休み】学校の宿題で出る総復習系の問題集を2〜3周。いきなり問題集に書き込まないでサーキットトレーニングでやりました。あとは夏期講習をしっかり咀嚼する。
【2学期】模試、中間、実力テスト、期末、模試とテストの連続で合間に学校説明会、文化祭と週末の休みがありません。体力勝負ヾ(*`Д´*)ノ" 休むときはしっかり休んで焦らない。勉強は朝型にシフトする。ここでだいたいの勉強の仕上がり具合が見えてくるので、穴になっている単元をしっかり補強する。コゾウがよく使っていたのはコレでした。↓


物理 (高校入試近道問題)

理科計算 (高校入試近道問題)​​

地理1問1答&実戦問題 (高校入試近道問題)
​​
社会の応用問題ー資料読解・記述ー (高校入試近道問題)

A5サイズのペラペラの問題集で、1冊430円ぐらいです。単元が限定されていてすぐに1冊やりきれるので荷が重くないようで、2月になってもときどきコレやってました。関西の私立高校の赤本を出している出版社のシリーズなので、割と良問が揃っているようです。
12月頃には私立受験校も決まってくると思いますが、コゾウはこの辺りが成績のピークでした。後伸びするタイプの子にどんどん抜かされたなぁという感触があったので、併願校の選択はたとえ行くつもりがなくてもやはり「ここなら行ってもいいな」と納得出来るところをしっかり選ぶのが大事かなと思います。期末が終わった頃から公立の過去問をやり始めます。インフルの予防接種はお早めに。
【冬休み】過去問ざんまい。私立が1校3教科だったらこの時期に公立もできるのかな?苦手な単元はまだあきらめないでしっかり潰しておく。この頃はもうコゾウはほとんどずっと自習室に行ってたので私も何をやってたのか全然把握してない〜。確か半泣きで私立の変問解いていた気がする(笑)
【3学期】願書提出・私立受験・合格発表・公立三者懇談・願書提出・入試。もうあっという間です〜。とにかく風邪引くなと祈るだけ(笑)コゾウの成績はズルズルと下がり、不安しかなかったけど私にやれることは静観以外何もない…。

受験を通して知った事は、意外と分かってなかった我が子の性質かな?マイペースな性格というのは分かってたんだけど、ホントに周りが伸びようが自分が伸びようが淡々と最低限やる事だけ(…)をコツコツやってました。そして本人は「成績に余裕を持って上位で合格できる高校に入ると自分は安心して絶対沈んで行くタイプだと思うから、周りが自分よりみんな出来るような下位で入る方がいいと思う」と言ってたのもちょっと意外。でも確かに自分から頑張れるタイプでもないし、自分だけ出来ないことに関してそんなに凹まないタイプではある(マイペースっていうのかコレ?)。この目論みが吉と出るのか凶と出るのかは3年後にならないと神様以外は分からないからねぇ。親としてはもう見守るしかない訳です。

今週からは本格的に登校も始まって、毎朝お弁当もって通学してます。前より1時間早いから慣れるまでちょっとキツいけど、気持ちのいい季節だし、新しい生活が上手く滑り出せますように…!!





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最終更新日  2018.04.10 14:52:05
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