|
カテゴリ:At Girls' School
『すごい不安になるんだ。あたし最後には周りに誰もいなくなっちゃうんじゃないかって…。皆ともそのうち縁がなくなっちゃうんじゃないかって…すごい怖い』 下を向いてマジで話すあたしに、アキが笑いながら言った。 『えーなんでよー。あたし皆とはバリバリ連絡取り続けるつもりなんだけどっ!!だからそんな不安になんなくてもだいじょぶだよー …じゃあ卒業したら毎月会う日決めようよ。そしたら平気でしょっ? ま、あんたとはずっと友達でいてやっからさっ!!』 内心そんなん続くのかなって思いながらも、あたしは頷いた。とにかく嬉しかった。アキの言葉もその裏にある優しさも。 ふんわりとあたしの心を包んでくれた。 今日は久々学校行った。超美少女アキとバスケ部の練習に顔出す約束してたから。3年バスケ部はうちらだけなのよね(^^;)さすが超小規模文化系女子高(笑) だけど実際はバスケした時間よりアキと二人で語ってた時間のが全然長かったなぁ。それであたしはアキに色々胸の内をぶちまけたんだ。 最近考えるのはいつも将来のこととか人間関係のこととかで…自分の嫌なとこばっか見えて不安になってすごい落ちてて。ホント、ウツ病じゃないかってくらい(なったことないのでわかんないけど)暗くて精神的にやられてて。 でも冒頭の会話みたいにアキに話したらすごくスッーとして、頭ん中にあった黒くてどろどろしたものがキレイに浄化された感じだった。 あたしは一人じゃないんだ。 あたしは一人ぼっちにならなくてもいいんだって… すごい安心した。 こんな風にアキに言ってもらわなくても『ずっと友達』って思えるのがフツーなんだろうけど。今のあたしには何か『証』が必要だった。今日アキに会えなかったら、いつまでも一人でウジウジしちゃってた…。 友達の有難さが痛いくらい身にしみた。今日はアキの優しさに包まれたおかげで、アキみたく心にゆとりを持てたよ… ありがとね、アキ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.06 21:25:00
コメント(0) | コメントを書く
[At Girls' School] カテゴリの最新記事
|
|