カテゴリ:仕事のこと
朝、8時前。 電話をかける為の時間を確認。 そして、電話をかける前に お祈りする。
Mさんにとっての最善を導いてください。 デイケアに行くことがみこころなら 彼にその意志をお与えください。 Mさんの最善を支援することができるますよう、助けてください。
電話に出るなり Mさん 「今日は調子悪いので 休みますわ~」 「そう。調子悪いの? でもこの前、Mさんご自分でも言っておられたよね。 ちょっとしんどくても、週に1回だけ 頑張ってリハビリに行かないと 頭も体もドンドン衰えるって。 Mさん、今日は少し頑張って 行きましょ~。」
「いや~でも、体がだるいからなぁ~」 「でもいつも昼からは元気になっておられるよね。 朝の内は 向こうで横にならせてもらってていいのよ。 私からもデイケアにお電話して頼んでおくし。」 「そこまでして行きたくないわ・・。」
やっぱり というのか、今回もダメだった。 ご自分の意思がしっかりしておられるアルツハイマー型認知症のMさん。 ヘルパーの送り出しも、ケアマネの説得も 結局はご本人の「行きたくない」意思の前には、何の役にも立たない。 デイケアに行ってしまえば、それなりに楽しいでおられる。 でも朝に家から出るのが億劫で 休んでしまう。
ふと思った。 利用者さん本意の支援って いったい・・・? ご本人の体や脳の機能を考えるなら、デイケアに行った方がいい。 でも本人の気持ちを尊重するなら、デイケアになんか行かずに 家で好きに過ごし、時々夕方に散歩(は間違えずに帰ってくる)に行く 気ままな生活がいい。 奥さんのストレスを考えなければ だけど。
あれやこれや、手を尽くしたけど MさんがMさんらしく生活する為の 支援って 何が何でもデイケアに行ってもらうことではないのでは と思えてきた。
・・・・Mさんの最善を支援することができるように の祈りに、答えをくださったのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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