カテゴリ:仕事のこと
介護保険の利用料って、基本的にどなたも一緒ですが 入所した場合の 食事代・部屋代は、所得税額により 4段階に分かれています。 (自治体によって違うかも知れませんが)
老齢年金の収入だけなら、普通「2段階」で 老健に1ヶ月入所した場合、(4人部屋で)5~6万円(介護保険料込み)です。
ところが、厚生年金を貰っている男性利用者など 収入が多い「4段階」(免除なし)となり、月に13~4万円(介護保険料込み)いります。 この「格差」に納得いきません。
担当者利用者のFさんの介護者である奥さんが体調を崩され、 一時的にFさんは老健に入所する道を探っていました。
ところが、Fさんは厚生年金である為 食費・部屋代、全額負担で 月14万円必要です。 しかしながら、奥さんの生活もあり・家賃もあり、 しかも離婚して戻ってきたウツ傾向の娘も、同居しています。 そんなに払っては、家族が生活していけません。
食事代はともかく、自費の部屋代を 何故そんな額の設定にしたのか・・・? 国のすることが理解できません。 施設に必要な資金は、ほとんどを介護保険から賄えるようにできないものでしょうか・・。 本当に必要な利用者さんが、使えないのです。
もちろん、そうなると 福祉施策に対する国のお金が沢山いるわけですが。
私たちが年老いた時はどうなっているかな と暗くなります。 「誰もが安心して暮らせる老後」 なんて夢なのでしょうか。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|