カテゴリ:仕事のこと
重い持病のある利用者Hさん。 なるべく自分で と頑張ってこられました。 今では、一日のほとんどをベッド上で過ごされます。 一方、介護者の奥さんは 忍耐の一字だったとの事。 Hさんは頑固で 拘り強く 口うるさく それなりに大変だったようです。
担当した頃は、奥さんは 「ヘルパーさんに入ってもらってもこの人は満足しない。無理だ。」 の一点張りでした。 がちょっとしたきっかけから、ヘルプを利用し初め ヘルパーさんもとても上手く入ってくださって 今では週3回、利用され ショートステイも月数日、利用されている。
身体状況も生活も落ち着いているように見えるのだけれど 最近 とみに 奥さんから 「まだ施設は入れないのでしょうか。」と相談されるようになってきた。
もちろん 特養に申し込みはしているのだけれど なかなか入れない。 有料施設は というと、金銭的に無理との事。
今日も いつにも増して 強くおっしゃった。 ご自分で療養型病院を探してもおられた。 『療養型は高いですよ・・。」 いくらですか と言われるので、部屋にも寄るが 月25万は下らないと言うと、 「月10万以上は出せない。」と言う。
(そんなムチャな・・・) 「なら、特養しかないですね・・。」 生活ぶりなどから、無い訳じゃないのにな・・。 夫の為には出せない ということか。
そして 「もう、はよ(早く)死んだらええのに 思いますねん。」
・・・・返事に困りました。 Hさんに聞こえてないよね・・。
奥さんの疲れもピークなんだろうと思います。 でも、これ以上 宿泊系保険サービスの利用は、Hさんの体力から無理です。
いろんな思いが交錯し、悲しいです。 難しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.19 21:52:50
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