きっと空が青い

午後からの外部研修のあと、管理ケアマネと話しをしました。

最初　喫茶店でも行こうか・・。

と言って建物を出たのですが、適当な場所がなさそうで

「じゃあ、うちの教会で話しますか？」

ってお誘いしました。

そう、その研修施設から　うちの教会までは徒歩５分。

会堂を案内したあと、教会の事務所によって　教会スタッフに挨拶。

沸かしてあったコーヒーを分けてもらい　３階へ上がり

空いてる部屋を借りて　お話しました。

そのあたりから、な～んか「神さま、別の計画がある？」って予感がしてき・・

つまり、今日はわたしの気持を彼女に聞いてもらおうと思って計画しました。

６月から理事を受けるかどうか迷ってる事。　いやむしろ受けたく無い事。

その理由　などを知って欲しかったのです。

ところが、話し始めると　彼女の方も「実は私も・・・」と言われました。

実は彼女は６月から、うちの事業所のトップの「代表理事」になることが

ほぼ決定しています。

現在の「代表理事」が健康上の理由で辞めるからです。

（だから一人減るので、わたしにも話しがきている）

彼女は自分も決して喜んで受けるわけでは無い事。

でも状況からして、自分がせざるを得ない事。

など、自分の思いを静かに切々と、そして正直に話されました。

それを聞いていると、わたしなんかより　もっともっと重荷を負うことになる

彼女が気の毒で仕方なく、

でも　どうしたって彼女しか適任者がいなく逃れらえない状況で

聞いていると、「ヒラ理事さえ受けられない」自分が申し訳なくて・・・

一度理事になったら、簡単に引く事ができない（無責任になるので）。

でもわたしは、今後１０年も勤めるつもりはない事。

を言うと、「じゃあ、期間限定だったら　どう？」　と聞かれました。

わたしもそれは少しは考えたんだけど。。。

つまり(例えば）４年の任期はします。　４年経ったら、どういう状況でも辞めさせてもらう

と約束して入るということです。

しかし、一方では「経営を考えていく立場の人間が、その時が『どんな状況』でも

『約束だから』　とバッサリ辞めることが　果たしてできるのか？（人情として）」

と考えると、やはり二の足を踏んでしまいます。

そんな事を話していると、最後の方に彼女は言いました。

前任者の功績を思うと、自分はそれを継ぐ力もないし

ほんとに　こんな私に何が出来るのかと思う。

でも昨日　偶然、星野富弘さんの詩画集を見た時に　ハッとした。

そこにはこう書かれていた。

私にできることは小さなこと。

でもそれを　感謝してできたら、

それはきっと　大きなことだ。

彼女はもう覚悟を決めていました。

大きな「責務」を、『感謝して』しようとしています。

偉いな　と思った。

神さまは、そんな彼女を助けてあげなさい　と言っておられるのかな　

今日はそのための時間だったの？ 

とちょっと思った。

最後に、二人でお祈りしました。

事務所以外でゆっくりじっくり話した機会がなかったので

一緒にお祈りをしたこともありませんでした。

祈り始めると、泣けてきました。

彼女も泣いていました。

もう心境が複雑すぎて　何がどう考えていいのか

わからなくなってきています。

とにかく、自分の中で　はっきり結論が出るまで　

事務局長には　明日、「保留」を願い出ます。