きっと空が青い

生後すぐからのアトピー性皮膚炎の長男。

アトピー性網膜はく離で中学2年生の時の右目を手術した。

「この経過を辿っている子は、もれなく白内障もついてきます。」

と言われていた通り、白内障もドンドン進んできた。

高齢者の白内障と違って、まだ先の人生が長い若者の

白内障の手術は　なるべく遅い方がいいので

ギリギリ　生活に支障がでるまで頑張って。

と言われていたけど、「限界」がきた2年前。

右目の白内障の手術を受けた。

これで一応終わりかと思っていたら

１年くらい前から、人口レンズに細かい「汚れ？」が付着してきて

その「汚れ」の為に物が見えにくい　という状態になってきた。　

手術した医師は

「レーザーで「汚れ」を取り除く事もできるが

強度が低くなり、衝撃などに弱くなるかも知れない。」と言う。

ところが、レーザーでではなく　その「汚れ」を

手で取り除く技術を持っている医師が　Ｈ市にいるので

紹介状を書くから　そこを受診し相談するように　と言われた。

１年前には　そんな話はまったく聞かなかったが

医療って　ドンドン進歩しているんだなぁ　と実感した。

その眼科医院のホームページのコピーを下さった。

読むと　『診察は8時１０分から。（えらく早い時間から診察するんだなぁ）』

『当医院が入っているビルの入り口が開くのは8時です。

（ビルの開く時間まで　わざわざ書いてある・・？）』

う～ん・・？？

これは患者さんがすごく多いのかも？

しかも曜日によっては、『診察は番号札６０番までの患者さんまで』

って書いてある。

息子に言っても　マイペースを崩さず　「大丈夫。大丈夫。」

受診当日、１０時位に着くように家を出て行った息子。

午後2時過ぎから大学の授業があったのだが

本人は間に合う計算だったらしい。

ところがどっこい。

診察が終わったのが、なんと4時前だった。。。。

その技術を開発した先生らしいから

やはり遠くからも来られる患者さんがたくさんいるのだろう。

ホントに一日がかりだった。

結局、うちの子の場合　レーザーで手術しても　そう大差はないのでは

という先生の意見で、紹介してくださった医師と相談して

手術方法を決める　という結果となった。

右目はかなり視力が低い状態。

なんとか　せめて2年前の状態に（それでもかなり見えてないけど）

なって欲しい。

特に眼科医療の発展は目覚ましい　と聞いた。

今は出来ない治療も、技術の進歩で

治癒する疾病も出てくるかも知れない。