きっと空が青い

数か月単位で入退院を繰り返している利用者さんがいます。

今回も1か月入院され、先週退院されました。

今回は救急搬送されての入院でした。

病院は全国から患者が来る

超有名な急性期の専門病院です。

この仕事をしていると　その大病院の地域連携室のSMと連絡を取って

退院時の対応をしていき、

入院時の担当医に　自宅に戻った時の

注意事項やプランに向けての意見をもらったりします。

どこの病院の　どの医師も

利用者（患者）さんの為に　とても協力的です。

ところが、今回　とんでもない経験をしました。

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いつものように地域連携室のSWに医師に話を伺いたい旨

聞いてみましたところ

病棟の詰所に直接言ってもらったいいですよ

ということでした。

あまり　そういう経験がないものの、

何回も入院しているので　それで通じるのかも

と病棟に行ってクラークさんに医師へのアポをお願いしました。

翌日、クラークさんから返事の電話をいただき

指定された日（つまり先週）病室に出向きました。　

利用者さん・奥様と一緒に病室で、医師を待っていました。

奥様が言うには、今回の担当医は若い女性で

化粧っけの無い　ニコリともしない先生で

ちょっと変わっている

とのことでした。

 （病棟の担当医は、研修医と思われます）

へ～どんな医師だろう。。と思っていると　その女医さん

が入ってこられ　椅子に座るなり

「なんでしょうか？」

と　それこそニコリともしないで　わたしに聞きました。

クラークから聞いていないのかな

と思いながらも、挨拶して　現在の状態や

在宅で支援していく上での注意事項等

ありましたら伺いたいと思いまして　と言いますと、

そのセンセは、

「そんな事で　わたしを呼んだのですか？」

と　きました。

そして

ケアマネさんに病気の事を話しても分からないでしょう？

退院時に在宅での主治医に診療情報を渡すので。

と、なんでアンタに話さないかんねん　の勢い。

わたしは「ひゃ～今だに　こんな医師いるんかいな」

と思いながら、　ひとり言のように

「う～ん。。あ～そんな意識でいらっしゃるんですねぇ・・・。」

そして

 「Sさんが、よりよい在宅生活を送れるように

プランを考えていくのに

医師の意見は重要なのです。」

と申し上げると

「では、Sさんの病気をどう理解しているのか

言ってください。」

ときました。

喧嘩売ってるの？

しかし

ここで　この人の土俵に乗ってはいかん

と湧き上がりそうになる怒りをグッと押さえて

笑顔で答え・・

そのあとは　なんか　自分も必死だったのでしょう

あんまり何話したか覚えてないのですが

これまでの経緯や在宅でのことや

リハビリ導入をしようとしたが出来なかった（疾病のため）ことなど

しゃべりまくりました。笑顔で！

そしたら

センセは、「自宅での注意事項ならいっぱいあります。」って。

あるなら　サッサっと言ってよ・・・。

「そうですか！それをぜひ、お聞かせください。」

と、やっとこさ　聞くことができました。

しかも　そのセンセ、

途中　Sさんが話そうとすると　それは〇〇でしょ？！

と、言葉を押し込めようとする。

ホント、なんだかな～の医師でした。

終わったのが19時。

帰ったらグッタリでした。

は～～、（ため息）

難しい専門医療のお勉強をしているのか知りませんが

患者さんや外部の人に対する口きき方を

学ぶことはしてこなかったのですかね。

患者さんの病気を治すことだけが医師の仕事じゃないでしょ。

患者の気持ちを受け止め、話す技術も必要と思う。

 それに　患者さんは自宅に戻れ　安心して暮らせるよう

協力するのも医師の大切な仕事と思います。

誰かあのセンセに教えたってくれ～～！

しかし、ひと昔前のわたしだったら

怒って帰っていたかも。

ちっとは成長しているじゃん

と、せめてもの慰め

　自分で自分をほめておいた。