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きっと空が青い

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2017.01.17
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カテゴリ:ひとりごと

(ちょっと長文です)

かれこれ25年くらいになります。
教会の友人のKさんから「一緒に会って欲しい人がいるの」と相談を受けました。

数か月前に ご主人を病気でなくされ、
幼い子供さん2人と残されてしまった方で、
ご主人をとても頼りにされていて、亡くなられたことを 
大変 悲観されている、との事でした。

その方の近所のカフェで 3人で会い、お話しました。
おとなしい可憐な女性でした。
年齢は私より少しお姉さんでした。

(仮にYさんとして)
Yさんは、涙ながらに 辛い胸の内をポツリポツリと話されました。
慰める言葉もなく、ほとんど聞くだけでした。

その後2回くらい会ったでしょうか・・。
教会に来てくださったらいいなぁ と思いましたが
そのうち、アルバイトを始めたらしい ということで
時間が過ぎ、友人のKさんも別の教会に移られたりして
Yさんとはそれっきりになってしまいました。

Yさんと会ったカフェは、このあたりでは有名なケーキ屋さんでした。
ケーキを買いに行くにつけ、またその前を通るにつけ、
Yさんを思い出し、

少しは元気になられたかな。
なんの力にもなれずにほんとうに悪かったな。
今はどうされているかな。

と なぜかすっと忘れずに 
今まで来ました。


月日が過ぎ・・、
わたしは去年 転職したわけですが、
そのケーキ屋さんは、転職先のすぐ近くにありました。
Yさんのお宅も 近くです。
(詳しい住所は忘れてしましましたが)

転職して 数が月して
驚くべきことがわかりました。

転職先の同僚ケアマネが
Yさんのお母さんの担当ケアマネをしていたのです。

最初 娘さん(Yさん)の名前を聞いた時
まさか! 同姓同名かな・・? と思いましたが
住所や ご主人のことや 子供さんの数や性別を聞いて
間違いない!と思いました。
なんという偶然だろう! と一人驚いていました。

同僚から それとなく聞く分には
今は幸せに暮らしておられるご様子でした。

たぶん お会いすることはないだろうけれど
消息がわかって良かった!
と喜んでいたのです。


そうこうしていましたら、
またまた なんと、
Yさんが 同じ法人の別業種の事務のパートで働かれることになったのです。
会えるチャンスがやってきました。

私がいる場所からは 徒歩5分ほど離れた場所です。
が、時々 こちらに(本部の事務所があるので)来られることがあり、
Yさんのお姿を遠くから見かけるようになりました。

面影がある!

でもわざわざ近づいていって
声をかける勇気は出ませんでした。

私としては、
あの時 なんの慰めにもならなくて、
よく思っておられないのではないか?
いや、そもそも Yさんは私の事を覚えておられるのか?

という ためらいがあったからです。



そうしたら、昨日
事業所の前で、車から降りてこられるYさんと
歩いている私が バッタリ会って(3メートルほどの距離)
私が笑顔で会釈すると、Yさんも同じように返してくださいました。

お互い、年齢を重ねました。
Yさんもお歳を召され、私も容姿が変化しました。
Yさんは、まったく覚えておられないようでした。

昔 会ったエピソードも忘れておられるかもです。


このままお声をかけずにおくか、
今度会ったら、声をかけてみるべきか・・・?

迷っています。



「よし」なら神さまが機会をくださるかな・・。

と、今は思っています。






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最終更新日  2017.01.17 21:54:39
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