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酒は水、水は水でも狂い水

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2005/12/19
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悪い遊びをしてしまいました…
最近、毎週月曜は「風雅」で酒飲みをしてますが、先週幼なじみのTと話しが盛り上がり、そのままの勢いで風雅のJさんにお願いして『すっぽん鍋』の予約をしました。

そして、『すっぽん鍋』で残り少ないこの1年の最後、年末の仕事を乗り切る為にパワー充電しちゃいました。
Jさんの計らいで、いきなりお通しが「すっぽんの甲羅の横の“えんがわ”の部分をかるく生姜醤油で…」ぐらいな感じで出され、これがまた独特の食感でプルプルでなんとも言いがたく美味しかったです。

そして、すっぽん三昧はまだまだ続き、次に出されたのが「すっぽんの肝臓の刺身」でした。タレは3種類用意していただいて「にんにく醤油」「生姜醤油」そしてオリジナルの「チャンジャ醤油」でした。
これがまた旨かった…そこらへんのレバーなんかとは比べ物にならない旨さでした。

次に、これがヤバイんですが「今回のすっぽんはメスだったんだよ。ラッキーだったねぇ」なんて言われ、出てきたのが『すっぽんの卵』でした。
さすがに僕はあまりのグロテスクさに食べられませんでしたが、T君やNちゃんは「おいしぃ~、すごい濃厚~」なんて言いながらバクバク食べてました。

そして、K夫妻が遅れて登場したのでいよいよ本題の鍋に突入しました。
「すっぽんはダシがすべてだ!」なんて申しますが、まさにその通りで野菜1つ1つが最高に旨く、そんな中でまるで大晦日の紅白のトリを勤めるぐらいの最高の存在感を出していたのが「下仁田ネギ」でした。すっぽんの濃厚なダシにプカプカと浮き沈みを繰り返し大事に育てられたネギの甘さ…涙がチョチョギレてしまいました。

野菜を十分に楽しんだあとは、すっぽん本体です。

5人ですっぽん鍋を楽しんでいたんですが、1人ずつに、「右前足」「右後ろ足」「左前足」「左後ろ足」そして「頭」…

すっぽんの足自体だってかなりのグロさなのに、「頭」は鍋でコトコトといい湯だなばりになっているときから何回かは目は合っていましたし、相手の目を見てちゃんと挨拶だってしたんですが、すっぽんビギナーの僕には「頭」なんてしゃぶりつけません。しかし、そんななかT君が「今回のすっぽんはメスということで、頭は僕がいかさせていただきます」なんて見事な日本男児ばりな発言をしてくれました。

肉をしゃぶりついているときは「鶏肉みたいで旨い」んですが、歯に何か当たったからって見てみると爪だったりすると、素で思うことは「旨いけど、やっぱりエグいしガメラみたい…」でした。

そして、最後は『ぞうすい』です。
すっぽんのダシを最高な形で満喫する為に、今までこの行程さえも「ぞうすい」の為だったと言っても過言ではないでしょう。

ぞうすい…旨すぎでした。
どのくらい旨いって…
旨いってblogで書けば書くほどチープな表現しかできないんで、文字や文にするのは難しいです。
ただ一言、「旨い」だけです。

すっぽん鍋を食べると、ずっとぽかぽか暖かく、唇はリップいらずぐらいギラギラです。

こんな悪い遊びはクセになってしまいそうですが、そんな毎回やってしまったら、もう社会復帰は不可能になってしまうでしょう。
残り少ない今年1年、頑張って乗り切れそうです。






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Last updated  2005/12/22 08:40:35 PM
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