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カテゴリ:寺社紀行
今市宿七福神めぐりで、四季感があふれるゆたかな自然に触れ、370余年の歴史がある日光街道杉並木を含んだ名所旧跡が多いこの土地に宿場町であった今市市を訪ねることになる。
七福神の信仰の歴史は古く、江戸時代には地元の地場信仰と習合され、お伊勢参りが盛んだった時期が発祥と考えられる。 いうまでもなく七福神は仲良く宝船に乗って、福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神である。 一般には恵比寿、大黒天、毘沙門天、寿老人、福禄寿、弁財天、布袋の七柱の神とされる。但し、寿老人と福禄寿はともに南極老人の化身とされることから、この二者は本来同一のものとみなし、寿老人の代わりに吉祥天や猩猩が入れられたことがあった。これは関西から始まったもの。誰がいつこの顔ぶれに、と定めたのかは不明。時代によってこの顔ぶれに異同がある。猩猩、稲荷が外れたのは、人間の姿ではなかったためとも言われる。 おめでたい存在とされ、七福神めぐりが行われたり、正月に枕の下に七福神の乗った宝船の絵を入れておくと良い初夢が見られるなどとされている。 しかし、人間の欲望を神格化したものでしかなく、中に人間も含まれていることから厳格な神社や一部有識者の間では「神ではない」とする見識もある。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部抜粋 まあ、このような信仰の影響で、全国どこでも七福神めぐりが可能になった。この近辺でも下野七福神や 我が聖地、京都でも沢山の巡るスポットが点在している。 「なかきよのとをのねふりにみなめざめ、なかのりふねのおとのよきかな」と、上から読んでも下から読んでも同じ意味の歌が記され、この絵を正月二日の夜に枕の下に入れて寝ると幸福をもたらすといって人気を呼んでいる風習は、現在でも多く見られる。 最古の七福神めぐりは、やっぱり京都の京七福神参りが有力である。 ちなみに、今市宿七福神めぐりは、一年中巡礼が可能です。 七福神巡礼には、色紙を用意してスタンプラリーしまひょ☆また、その場でも調達が可能です。 ただし、仏閣等の法要などの行事にぶつかると時間がかかるので時間に余裕を持ちましょう。 瀧尾神社 大黒天 栃木県今市市今市春日2-531 0288-21-0765 瑞光寺 毘沙門天 栃木県今市市平ケ崎374 0288-21-1623 如来寺 弁財天 栃木県今市市今市東郷710 0288-21-0105 明静寺 福禄寿 栃木県今市市瀬尾791 0288-21-2847 徳性院 布袋 栃木県今市市平ケ崎230-2 0288-21-0429 本敬寺 寿老人 栃木県今市市今市大谷向1430-15 0288-21-1566 追分地蔵尊 恵比寿 栃木県今市市今市117 0288-22-4804 報徳二宮神社 二宮尊徳 栃木県今市市今市743 0288-21-0138←元締めなので最後か最初に行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月05日 23時55分37秒
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