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カテゴリ:寺社紀行
伊勢神宮での参拝が済んでいないまま、東国3社参りに行って来ました。
西の「伊勢」東の「3社」というほど昔からメジャーな参拝で歴史も古いし、謎も多い。 もしかすると、深い謎があるのではという説も浮上しているくらいで、ホームページや謎解き歴史マニアの間では、話題を集めている。そんなことも知らずに、久々の遠出ということもあって気合い十分な参拝記録をみなさまにお知らせしたいと思います。 東国3社って? その前に、これを言ったらキリがなく、ページも膨大な量を稼いでしまうので、詳細は他のホームページに譲るとして基本的な常識の範囲でのご提供とさせていただきます。 で、もう一度 東国→つまり、東日本での3社で歴史がものすごく古いモノという解釈で、紀元前よりさらに前に縁起がある神社(神宮)を表す。西日本では伊勢神宮、出雲大社などを指す。 東日本では今回ご紹介する茨城県にある「鹿島神宮」「息栖神社」そして千葉県にある「香取神宮」の3つの神社等を一気に参拝する昔で言えば一大イベントであったと考えられる。 なかでも歴史が古い「鹿島神宮」は紀元前660年前に建立された社のようで、由緒あるもっとも古い神宮の一つであって、参拝客も後を絶たないくらい。 ここまでの道のりには国道沿いには結構コンビニなどが点在しているが、息栖神社や香取神宮から地元へ帰るときの経路がものすごく寂しいところで、コンビニも民家もなかった。(一体どこを走ってきたんだ(~_~メ) 後で知ることになるが、こぶのような小高い山がたくさんあったのは、どうやら古墳群らしい(国立歴史博物館史料より) なんだか途中のローカル線は、カメラを構えた、マニアの方が場所を問わずに望遠レンズを引っさげて、写真を撮る姿があちこちで見受けられた。 途中で併走していた一両のかわいい電車がたぶんターゲットなのだと気がついた。電車の横に「ありがとう」ってペインティングされていたので、それがなかったら見向きもしなかったのだが(汗) もう一つ、ありがとうにひっかけて「SMAP」の「ありがとう」を思い出して吹き出していたのも否定できない。偶然にも道中を楽しくさせてもらい、もしかしたらラッキーな兆候?なんて淡い期待をしがなら、鹿島神宮へ向かった。 また、あるホームページには、「パワースポット」「レイライン」などという神秘的なお題目をつけて公開している位、力がみなぎってきそうな不思議な領域でもある。 この3つの神宮・神社を直線で結ぶと2等辺3角形がちょうどでき、鹿島神宮から香取神宮まで直線で12Km、鹿島神宮から息栖神社まで直線でkm、香取神宮から息栖神社まで直線で9km。これが偶然とはいえない気がする。 他のページ曰く、皇居、富士山、伊勢神宮、高千穂と一直線に結ぶことができる。これは歴史的偶然に考えるのはもったいない。失然的とはいえ、何かものすごいモノを感じる。 自然の営みとして、もしくはパワーの在処を知っているかのように並んでいるのが面白いし、興味深い。 でも、これだけに研究しているととっくに爺さんになってしまうので、ほかの研究者に任せることにして参拝の本題へと入ることにする。 鹿島神宮 サッカーで有名な「アントラーズ」の本拠地。しかも駅から徒歩5分で着く好条件。 歴史は2600年を越える国宝級の歴史的な建造物なんだけど(汗)指定は重要文化財レベル。 御祭神:タケミカツチノオオカミ(漢字が難しすぎ) 東国開拓の先駆者らしい 鎮座地:茨城県鹿島市宮中(常陸国鹿島郡) 水郷筑波国定公園に含まれる鹿島台地は怒濤逆巻く鹿島灘を 東に配し、西は水煙芒々と広がる北浦、霞ヶ浦や水郷地帯を 望むことができる。 この台地の千古の森に有史以来の歳月を重ねて大神は鎮まられる。 社 格:勅祭社 旧官幣大社(現別表神社)常陸国一の宮 (全国の鹿島神社の総本官) 御事歴:神代の昔、天照大神の命を受けたタケミカツチノオオカミは香取のフツヌシノオオカミと共に出雲国に向かわれ、国譲りを成就し、皇系(すめみま)の国たるべき日本の建国と建設に挺身された。とりわけ東国における神功はきわめて大きく、関東開拓の礎は、遠く大神にさかのぼる。 神武天皇はその御東征になかばにおいて思わぬ窮地に陥られたが、大神の「ふつのみたまのつるぎ(国宝)」の神威により救われた。この神恩に感謝された天皇は自らの御即位の年、大神を鹿島の地に勅祭された。皇紀元年、即ち紀元前660年の頃といわれる。 (鹿島神宮パンフより引用) 神宮に着いたのはちょうど10時頃。 車の渋滞もなく、非常に快適な道中だった。 神宮正面へ駐車場を散策していると、正面にあることに気づく。ちょうど前を走っていた自動車の後に続き、駐車することに。駅付近の駐車場は一日300円前後だったが、正面は200円とリーズナブル。 基本は神社系は無料なんだけど・・・。まぁいいか。 車を止めてさっそく参拝開始。なぜか枯れ草を燃やしている風景に出会って、その燃やした煙が異様な様相を示し、神秘的な空間へと早変わりしていくのがわかる。 思わずデジカメで記録。すると、参拝客がそれにつられて携帯で写メをとっている。なんだか共感してもらっていい気分。正面から2番目の桜門をくぐって本殿へ。 ちょうどどこかの団体が集団儀礼(?)を執り行う場面へ出くわした。が、以外にもあっさり系なのでがっかりした。来ただけに手ぶらでは帰らないぞと、本殿でご挨拶をして、本殿の建物チェック! さすがに由緒ある建物だけあって、綺麗にまとまっている。ほかの参拝客と違う場所にデジカメを向けているので端から見れば変な参拝客だったかもしれない。 そこから更に仮殿前の結界が張られたところへ足を運ぶ。普通の人は何も考えずにその先の古いお札納めの段ボールが置いてある場所へ一直線に向かうが、某は恐ろしくて中へ入れない (お前は化け物か?って突っ込まれそう) 思い切って中へはいると、やっぱりからだに多少のしびれを感じる。 出ると感じない。入ると感じる(+_+)ん??? まあパワースポットを人為的に作っているのだから、それはそれでいいと思うということにしよう。 もちろん、神宮内の森は聖域というほど静まり返って逆に不気味さを感じる。看板には「森林浴」のススメがあるくらいだし。 実際にウォーキングしている人も居たくらいだから。 山道が広すぎて寒さすら感じ、ぞっとするような雰囲気も隠しきれない。何せ道のりが整備されているとはいえ、ヒールの付いた靴はおススメできない。 御手洗池付近の急な坂道にはとうてい対応できないからだ。 アップダウンが厳しくて運動不足の某には息切れをした位。 池自身は非常に綺麗で、透明感溢れ澄み切った水の中で鯉が悠々と泳いでいる。デジカメなどの写真で撮影すると水の色が変化しているのがよくわかる。 ペットボトル持参で水も汲むことができ、地元住民の生活用水として利用されているようだ。たくさんのペットボトルを持ち込んで水を汲む姿や、近くの売店でポリタンクを購入して水を汲む姿がたくさん見られた。 ただ、売店で購入すると千円弱の費用がかさむので参拝のさいには、大きなペットボトルを用意した方が無難かもしれない。荷物としてかさばるし、参拝目的ならば売店の自販機の飲み物を購入したペットでも十分である。今回は水を神水として持ち帰るように持参してきた。 奥宮はひっそりとしていて、閉店した店のように静まり返っているし、要石はずいぶんと離れた場所で本殿から歩いても10分はかかる距離。 要石の鳥居はものすごいエネルギーを感じた。 解説は上の看板で^^; この他に香取神宮にも要石があったし。他のホームページでも指摘があったが、対になっているのでは?という疑問があるようだ。写真下の丸い石がこの要石だけど、中心が軽くくぼんでいて、浄財が2枚乗っているのがわかりますか? くぼみの石は古代から女性のシンボルとして象徴されていましたけど・・・。関係あるのかな?よくわかりません。太古このとですから。詳しい人はコメントくださいね。 さて、タダでは帰ってこないので、御手洗池の売店で3色だんごをげっと。 本来の参拝は、鳥居を抜けて再度飲食するとかなんですが、 もぉ寒くて暖を取りたい衝動に襲われて、つい団子を食してしまいました。 このだんご、3色で上からみたらしやきだんご・くさだんご・きびだんご の順で、香ばしいにおいと共においしくいただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月15日 10時49分21秒
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