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IT系しゃべり人による素人民俗学的寺社仏閣のしるし

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2007年03月12日
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カテゴリ:寺社紀行
益子に別の用事があってついでの参拝(?!)と言っては失礼。
真言系のお寺なので興味津々で参拝することになる。

職場に益子在住の同僚の薦められるまま、行きたいとは思ってはいたが…

穴場だった……こんなことになるなんて( ̄0 ̄;)意表をつかれたような衝動♪
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訪れた日の午前中まで雨が降り続け、今日は行くのを辞めようかと思ったくらいでしたが、偶然にもお昼を過ぎたあたりから、太陽が出てきたので参拝を決行。

正式には

真言宗豊山派獨鈷山普門院西明寺(とっこさんふもんやまさいみょうじ)

行基により天平9年(737年)開山された由緒あるお寺。
辺りの景色は栃木百景にも選ばれている大変景色の良い場所。
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子供の頃に遊んだ風景によく似ていて懐かしい情景を思い出した。
益子駅から車で10分弱で共販センターより手前の交差点を右に入る。

そこからは大変のどかな細い道を行くこととなる。
車一台がすれ違うにはちょっと、無理があるので譲り合いで向かいましょう。
県の施設が近くにあるので、どうにかしてもらいたいものだが…。

早速狭い道をなんとかやり過ごして行くと、芳賀自然の家と全く同じ方向。
カーナビがないので、"感ナビ"で到着。
急な山道を車が悲鳴を上げそうな傾斜でイケイケのノリで突き進む。

ここは「坂東二十番札所」になっているので、参拝者集団とすれ違う。
山の頂上にあって景色が最高に良い。すぐさま車から降りて辺りの景色を見下ろす。

はっきり言って、ここは風情があって凄く自分的にいい☆
修復の気配もなく(しているのかもしれないが)茅葺き屋根が気に入った。
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遙か昔、子供の頃に同級生に茅葺き屋根の家の子がいたが、いじめのターゲットになっていたことを思い出した。今考えると羨ましいかも^^;
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全体では、楼門、三重塔、本堂内厨子(これらは国指定)本堂、鐘楼、本堂厨子内仏像群8体、木造千手観音立像、木造千手観音坐像、木造閻魔大王坐像・両脇侍像、梵鐘、こうやまき、椎林叢(こちらは県指定)閻魔堂、大師堂(いずれも町指定)等の文化財が点在している。

ちょうど参拝の谷間なのか社務所には誰もいない。
デジカメを持っていざ参拝!
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社務所向かいが参拝者休憩所となっていて、湯茶が無料で飲めるらしいが、
シャイな某にはとても無理!遍路の時には平気でお接待受けていたのに…。
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正面には参道への急な石段。
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向かって右には粋な休憩所と竹が沢山
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同行していた連れは先に石段を上がって行くのを尻目に、あちこちデジカメで古刹を激写する危ないカメラ小僧と変身していた。
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西明寺桜門(重要文化財指定:S25.8.29)
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基礎を設け柱は三十二角造り。左右の側室は前後に区切られ、前室に金剛像・仁王像を安置している。
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背面腰組下蟇股は形態珍奇、彫刻手法、細部模様絵など精美である。柱間を飾る中備(箕束)、匂欄出組の唐様斗拱、頭貫木端の繰形彫刻は特徴のある渦形文様で室町時代の特徴をよく表している。
(益子町観光協会のホームページより引用)
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西明寺三重塔(重要文化財指定:同上同日)
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高館城主益子家宗の建立で、三層とも柱間が三間、初層間に・二層は和様尾垂木、三層は唐様、軒廻りは初層繁垂木、二・三層扇垂木、隅木は初層のみ和様、他は唐様、木割等の手法は優美でそれぞれの建築様式の特徴をよく表している。屋根は軒の出が深く、勾配や反りもきついがバランスのとれた安定したものである。相輪の材質は青銅で九輪の水煙が雲形の連続模様で、伏鉢に「天文七歳二月吉日」の銘がある。関東甲信越四古塔 ひとつである。
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このお寺で地元でも人気がある「笑い閻魔」
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【押さえておきたい情報】o(`^´*)
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本尊●十一面観世音菩薩
開基●行基菩薩
創立●天平九年(七三七)
住職●田中雅博
●詠歌●西明寺 ちかひをここに 尋ぬれば ついのすみかは 西とこそきけ
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納経時間 午前8時~午後5時。
所在地 : 栃木県芳賀郡益子町大字益子4469
拝観料 : 無料
交 通: JR真岡線益子駅から益子行きバス終点下車
駐車場 : あり
車   : 宇都宮方面から国道123号線で約40分
電  話: 0285-72-2957
ホームページ http://flueren.blog.ocn.ne.jp/dorf_flueren/

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付記情報:(益子町観光協会のホームページより引用)

木造聖観音菩薩立像       像高    178cm
木造馬頭観音菩薩立像      像高    170cm
木造勢至菩薩立像        像高    92.5cm
木造准胝観音菩薩立像      像高   114.6cm
木造如意輪観音菩薩坐 像    像高    63cm
木造延命観音菩薩立像      像高    177cm
木造毘沙門天立像        像高     78cm
木造十一面観音菩薩立像     像高   105.3cm

桧材、寄木造り、彫眼、鎌倉時代作
(ただし如意輪観音菩薩坐像・延命観音菩薩立像は室町時代作)
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これは県指定の文化財になっています。実際にはみられませんが(汗)
博物館で日の目をみるか、何かしらのご開帳待ちかなぁ( ̄▽ ̄;)





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最終更新日  2007年03月12日 17時59分48秒
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