カテゴリ:カテゴリ未分類
先日、高校のOB会で山に出かけました。(山岳部だったのでOB会の会合は山小屋で行われるのです。)
小屋のランタンが使えず、持ち寄りの明かりで夜を過ごしたり、ストーブの煙突が壊れていたりなどなどはありましたが大きなトラブルもなく盛会でした。 翌朝、前日の鍋の残りでうどんを食べ、手入れの必要であった小屋の扉を直していると・・・ それを見ていた先輩が突然倒れました。幸い同期のT君に倒れかかるようになったので頭を打ち付けるというようなことはなかったのですが、激しく痙攣しています。 奥方への土産にすると言ってられた、ちょっと変わった形のワインの瓶を握りしめたまま。 心臓が悪いと聞いていましたが、心臓発作な感じはしませんし(たぶん)、脈はやたら速いですが確認できました。 T君と先輩に見てもらってる間に最寄りの民家まで電話を借りに行きました。(山奥なので携帯は圏外なのです。) 119番に電話して救急をお願いしました。 救急車で向うが時間がずいぶんとかかるので、搬送にはヘリを使うかもしれません。とのこと。 電話を切り小屋に戻ると、『消防関係』と名乗る方々が応急処置をしてくださっていたようです。たまたま山歩きで前を通りかがったとか。偶然とはいえありがたいことです。名のらず去っていかれました。 痙攣は止まったようで徐々に眠りから醒めるように意識を取り戻したようですが、言ってることがちょっとチグハグだったりしますし、突然に起き上がろうとしたりします。 (雲ひとつない快晴なのに)雪がきれいだったね。とか言われておじちゃんの亡くなる直前を思い出させます。 何が原因でどうすればいいのかもわかりませんし、まだ救急隊はつかないのでものすごく心細いです。谷合を走る風が救急車の音に錯覚します。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|