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錯覚かと思っていた音がいつの間にか聞こえるようになり、林道のカーブの先から姿を現したのは消防車。
何で救急車ではなく消防車なのかという疑問すら湧きませんでした。(もうイッパイイッパイです)そして消防車の後には軽トラ。 消防の人が症状を見ながら救急車に無線で連絡。 どうやら救急車は地上高も低く速く走れないので、先に消防車、消防車のバックアップに消防団の人が軽トラで追走という作戦を立てていただいたようです。 その地に救急車が到着。救急隊員の方の判断でヘリを呼ぶことになりました。 淀の競馬場あたりからくるらしいです。所要時間約10分。 いつごろだったか、八丁平に林道を通すとか通さないとかの時期でしょうか?山の中にいつの間にかヘリポートが作られました。その当時はまた山が切り開かれたとずいぶんと憤慨したのを覚えています。が、いままさにそのヘリポートに助けられようとしています。 乗用車で先導して、消防車、救急車、軽トラと続いてヘリポートまで搬送することになりました。 営林署(?)のところで森林監視員の方に声をかけて道案内をお願いして、普段は閉じられているゲートを開けてもらいゾロゾロ走ります。 途中悪路ではぐれた救急車が道を間違えるというハプニングがありましたが、ヘリポートに到着。救急車のみが傍まで行き、患者を移し替え、付き添いの同期の岡爺君を乗せて飛んで行きました。 第一日赤に運ばれ適切な手当てを受けられたらしく、数日後には家族の方から無事の知らせをいただきました。 多くの人に助けられて本当にありがたいことだと思いました。 たまに回覧板で回ってくる消防署の救命講習を受講しようと思いました。 何もできずにやきもきしているのはもそごく不安です。思い出しただけでも肩が凝って来ました。 (おわり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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