カテゴリ:医
たまのリアルタイム更新がこういう内容っていうのもなんなのですが。
夕方、買物へ出かける前にお米を研いでお風呂をセットして・・・とこのあとの段取りを子供に話して、リビングに双子を残して台所へ入ったとたん。 ドスン。 「ぎゃーーーーーっ!!」 リビングへ飛んでいくと、息子がうつ伏せで床に寝そべり激しく泣いていました。 息子の頭の方へ回りこんで見ると頭部の下が血溜りに・・・ 一瞬覚悟しましたが、とにかく顔を上げさせると、眉間から血が噴出。 どうやらリビングに置いてある屋内用すべり台上からテレビの「マインちゃん」を眺めているうちに落下、そのときすべり台横にあったテーブルの角に額を強打したらしい。 テーブルの角は直角なので、スポンジ状のガードを貼り付けてあるのですが、最近そのガードをはがす遊びを覚えてしまっていた双子。 はい、事故当時もガードは床に転がってました。 とにかく息子の出血を抑えなくちゃ、それから、異常事態にぼーぜんとしている娘を何とかせねばと、洗面所へ走ってタオルを濡らしながら、娘には階下へ降りるように言い聞かせ、階段上から1階にいるじぃじに「息子が怪我したから娘を見てて!!店に電話してパパ呼んで!!」と叫んでいると。 「ママーッ!!血がっ!血が出ちゃったー!!」 と額から血を流しながら泣き叫びつつリビングから走ってくる息子。 片手で濡らしたタオルで額を押さえ、もう一方の手で息子の背中を抱きしめ、とにかく息子に落ち着くように言い聞かせてました。 数分後店から飛んで帰ってきた主人に息子を委ねて、いつものかかりつけの病院へ電話すると「外科処置を伴う怪我が診れない」と断られたので、毎度お馴染みの隣の区にある大学病院の救急外科へ電話するとすぐ来るようにとの返事。 その時には、傷口をずっと圧迫し続けたおかげで出血は止まっていたものの眉間に穴が開いている状態なので大判のカットバンで押さえて、「今から病院へ行くからね」と息子に言い聞かせて急いで出かける用意をしました。 本当は娘を置いていくところなんでしょうが、その時1階にはじぃじしかおらず、病院へ行ったら戻りが何時になるか分からないので、娘1人残して不安にさせるよりも・・・と思い、今回は家族4人で病院へ向かいました。 病院へつくと救急受付で「どこの科に電話でお話されましたか?」と聞かれて、「は?」 落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせていたのに、出かける前にかけた電話でどこにつながれたのか覚えていなかった・・・・(汗) どうやら形成外科だったようで、すぐに診察。 絆創膏を剥がされ傷を見られるなりまた泣く息子。 「もう血が止まったし絆創膏で治るから大丈夫!!」と言い張る言い張る。 そんな無茶な。 先生の初見で傷よりもまずは頭部を打っているからとレントゲン撮影へ。 レントゲンを撮る際に嫌がるといけないので「特別のお写真を撮るよ」と言い聞かせたらすんなりと笑顔でレントゲン台に寝転びました。 救急室へ戻りレントゲンを見た先生。 「鼻を骨折してるかもしれません」 「は?」 今回、私は「は?」ばっかり。 今度はCTを撮るというので、「もっとスゴイ特別のお写真を撮るんだって!」と息子を乗せ、ついでにCTの台に乗せてご機嫌なまま撮影へ。 この時はCT撮影の部屋からは私は閉め出されましたが、息子、泣くこともなく、目新しい機械にご機嫌だった模様です。 そして、CTの結果を貰って救急室へ再び戻り、先生のお話を聞くので待っていると、先程撮ったレントゲンとCTの画像がずらりと並べられたのを見て息子は 「これ僕?面白いねー!」 と興味津々に。 だが、彼のご機嫌もここまででした。 「お母さん、息子さんの骨折ですが、この画像だけではよく分からないので、傷の縫合をする際に中を開いて骨の様子を見てみます。」 「は?」 診察台に息子を寝かせると流石に息子も異様な空気を察したらしい。 不安そうに私を見上げるも、さっきの写真撮影と同じだよと言い聞かせていると、そのまま看護師が診察台に息子を拘束、あっという間にタオルと専用のバンドとさらにネットで診察台に磔のようになりました。 「じゃ、お母さんは廊下でお待ち下さい。いろいろキケンなので」 「は?」 あとは廊下に追い出されて入り口から診察ブースのカーテン越しに聞こえる息子の絶叫を聞くこと10分。 「やだやだ怖いー怖いー!」 これが一番堪えた・・・ 何度も怪我でここには駆け込んでお世話になっているとはいえ、さすがに縫合を伴うような怪我をしたのは初めてで・・・ 息子の絶叫を聞きながら、自分の見通しの甘さを責めたり、いやいや、眉間でよかった、目じゃなくて・・・と自分を慰めたり、でも、顔に傷を残すような怪我をさせたのはやっぱり私のせいだとまた責めてみたり。 廊下の一番奥で主人とお絵かきやシール貼りをして待っていた娘にもこの絶叫は当然聞こえており、「大丈夫?」と何度も聞いていました。 とにかく今はスタッフの皆さんを信じるしかない・・・と。 「はい、終わったよ、終わりだよ、『ずんだ』食べるんでしょ?」 「もう終わり?終わったの?『ずんだ』食べてもいいの?」 カーテン越しに聞こえてくる息子と看護師の会話。 そう、CTを待っている間、おなかがすいた息子が荷物を勝手に探って、私が非常用に持ってきていた「ずんだクッキー」を見つけて「食べたい!」と言っていたのですが、主人が「縫合するなら吐くかもしれないからやめておけ」というのでお預けにしていたのです。 救急の診察台に寝かせて不安げなときにも 「終わったら『ずんだ』食べていい?」 と何度も聞くので、いいよ、と答えていたのを看護師さんが聞いていたらしい。 食い気で術後の恐怖を押さえ込んだらしい、息子。 診察室内に呼ばれて私が対面すると息子が泣きながら「ずんだ~~~!」 「ずんだは待って。まだママがお話してからね。」 と息子に言い聞かせると納得し、ようやく落ち着いてきました。 結果。 骨折は分からず。 傷は針数で言うと6針分ぐらい縫ったそうです。 つくづく形成外科でよかった。 明日また通院して傷の具合と骨折の確認をするそうなので、今日はここまで。 最後は息子も 「先生ありがとうございました」 とちゃんと言えました。 家に電話するとばぁばが夕飯を支度してくれたとのこと。 久しぶりに義両親の住む1階で食事をし、最後に 「「ずんだちょうーーだーい!!」」 はい、食後のデザートにずんだクッキーをぱくつく双子。 今、息子の顔面はバッテン印のような絆創膏が貼られています。 それを嫌がって剥がそうとしたので、 「シンケンレッドみたいでかっこいいよ!」 と言うと、剥がそうとした手がぴたっと止まりました。 明日はマジックで絆創膏の上から「火」って書いてやるかな・・・ 今も今期初エアコンの寝室ですやすやと寝ているので、よかったです。 ひとまず、リアルタイムでのご報告は今日はここまで。 明日は私1人で双子を連れて通院です。 今から待ち時間用のグッズを用意してきます。 B5の自由帳、クレヨン、色つきの事務用丸シールと最近買った色つきのリング穴用シール(子供達には「ドーナツシール!」と大好評)、雑誌の付録や病院で貰っていた医療品メーカーの販促シールも溜め込んであるのでそれも入れて。 あとは、こんなときのために隠しておいたフレッシュプリキュアとシンケンジャーのシール本も持って行くことにします。 そして、ガチャガチャ景品のプリキュアグッズにシンケンジャーグッズ類も。 あれ?なんだか大荷物になりそうだわ・・・ 大学病院内では携帯が使えないので、携帯に保存してあるプリキュア動画を見せられないんですよねぇ・・・これが一番ご機嫌になるアイテムなんですが・・・ ということで、本当に今から荷造りして参ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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