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mixiのつぶやきで私がぶつぶつつぶやいてることをこっちにもまとめておく。
宮城の被災地で救援活動が未だに行われていない地区へ、それほど被害が大きくなかった同じ宮城の他地区の人が私的に集めた物資を届けに行くブログを読んで、言葉がない。「被災していない地域の皆さん、普通に生活をして、物流を動かして欲しい」という主張に、首都圏の買占めがいかに愚かかと。 報道されない被災地の現実の生々しい様子の一端→http://ameblo.jp/real-clothes-ceo/ 避難所に他地区で難を逃れた親戚が迎えにきても「復興後にズルをしたと思われたくないからここに残る」とか、避難所で全員に食べ物が行き渡るまで一切口にしてはならないとか・・・ 難を逃れて家に残る人には救援物資は一切配られないとか。電気やガスがないから外で焚き火で調理したら町から禁止といわれたとか。流れ着いた魚を拾って食べてるとか。物資輸送車が強奪にあうとか。自衛隊のヘリが地区で唯一着陸できるところに降りて配った物資が毛布がたった4枚だけとか。(地区の避難所には二千人) 知人の農家は、原発のすぐそばで代々農業を営んできた。地震のあと津波は自宅の200m手前までで難を逃れたものの田畑はほとんど海水に浸かった。その直後に原発の事故発生。土の改良や肥料など徹底してこだわり、都内のオーガニック系の店で売られるほどの品を作ってきた。現在避難所にいるが地元で農業は恐らく不可能。 彼は避難所生活にも関わらず、地域では青年団所属のため、同じ被災者なのに避難所で暮らす町民のために毎日奔走中。今回全く被災していない東北内陸部の同業者が「うちの村の休耕田使え、民家も空家がいっぱいあるぞ」と声をかけた。今すぐ先のことはまだ無理だろうけど、彼がもう一度立ち上がれるといいなと切に願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月20日 07時00分50秒
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