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余震が続く中。
幼稚園も有耶無耶なまま1年が終了しそうだったけど、終業式だけは自主参加で開催され、双子も参加して先生やクラスメートと慌しくお別れしました。 というのも、うちの店がパニック状態になってたからです。 我が家は食品を扱う商売なんですが、地震直後の日曜くらいから買占めが始まり、隣のスーパーさんともども連日大行列、しかし社員が停電のため電車が止まって出勤できず。 徒歩圏内の社員と家族で回してもぎりぎりな状況になってました。 そのあおりをモロに喰らったのが双子。 震災後にそれほど表立っては変化はないものの。 息子は一時間おきに粗相。 娘は毎晩おねしょ。 二人とも異様にわがまま言ったり甘えたり。 なのに親は店の切り盛りで精一杯。 同居ばぁば(80代半ば)に任せるといっても連日では限界があり。 ついついこちらもキツク叱ったりしてしまって、もう悪循環。 ちょっと反省して、忙しい中時間をやりくりして、子供たちと過ごす時間を持ったのですが。 心がけたのが、この「いつもと違いすぎる状況」を打ち消すべく「特別」なことを一緒にすること。 まずは簡単なケーキ作りを娘にやらせてみました。 在庫で持っていたHMを使って、牛乳が入手困難なのでこれまたパン作り用に常備しているスキムミルクとミックスドライフルーツ、たまたま地震直前にセールで買ってた卵をまぜまぜするだけで、型に流し込み(ここは私がお手伝い)焼成しただけのフルーツケーキ! かんっせーですっ!(@チューボーの堺正章風に) そして、店も落ち着いてきた今日。 アイロンビーズを「自分でレシピを見て作ってみよう~!」 息子は私がオリジナルでレシピを作った仮面ライダーバース、娘はアイロンビーズ公式本からユリ?の花。 二人とも上手に作ってました。 途中余震があったけど、連日練習したおかげか私の「地震!」の掛け声とともにテーブルの下に素早く潜る競争をして「勝った~~~」「負けた~~~」とキャッキャしてました。 「異様な状況」を「特別なこと」で打ち消して少しずつ「日常」を取り戻すことが、心に見えない傷を負った子供たちのためと信じて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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