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テーマ:成功と幸福はちがう。(69)
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しなやか・・・の反対は固い。
しなやかなもの、弱いものが、かえって固いもの強いものに勝つ。 なぜかというと、「柔」とは、他者を育(はぐくむ)む徳をもっている。 「剛」とは、他者を傷つけ損なう、悪には必ず代償がともなう。 競争の原理かもしれませんが、「弱」は誰からも擁護されるが、「強」はだれからも狙われる。 自然界は働きで、弱者の牛・馬などは子孫を残しているが、ライオンとかトラなどは子孫が危ぶまれている。 ここからが重要です。 というものの、ただ柔のみを後生大事に守り、ただ弱のみを誇り思っていては、なんの意味もありません。 柔と剛、弱と強の4者を兼ね備えたうえで、時に応じて使いこなすことが大切になります。 柔弱一方でも剛強一方でも、ともに滅亡してしまいます。 その場所・その時代・その時間・の変化のなかで適応していくことが大切になります。 頭が固いと偏った物の見方・考え方になりやすい。 頭が柔かく、かといって頭が固い時も必要です。 ここが絶妙に人生の(苦)でなく楽しみなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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