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テーマ:洋楽(3391)
カテゴリ:音楽と人
昨年と同様、今回のグラミー賞も 仕事の合間にWOWOW(洋楽部署)のTwitterで結果を確認しました。 ちなみに昼休みは ホイットニー・ヒューストン(CDをmp3に落としたもの)を聴いていました。 とりあえずホイットニーの事は日を改めて。 54th Annual GRAMMY Awards 1. Record Of The Year [Winner] 「Rolling In The Deep」Adele Paul Epworth, producer Tom Elmhirst & Mark Rankin, engineers/mixers Track from: 21 [XL Recordings/Columbia Records] 2. Album Of The Year [Winner] 『21』Adele Jim Abbiss, Adele, Paul Epworth, Rick Rubin, Fraser T. Smith, Ryan Tedder & Dan Wilson, producers Jim Abbiss, Philip Allen, Beatriz Artola, Ian Dowling, Tom Elmhirst, Greg Fidelman, Dan Parry, Steve Price, Mark Rankin, Andrew Scheps, Fraser T. Smith & Ryan Tedder, engineers/mixers Tom Coyne, mastering engineer [XL Recordings/Columbia Records] 3. Song Of The Year [Winner] 「Rolling In The Deep」Adele Adele Adkins & Paul Epworth, songwriters Track from: 21 [XL Recordings/Columbia Records; Publishers: Universal-Songs of Polygram/EMI Music Publishing] 4. Best New Artist [Winner] Bon Iver 公式サイトgrammy.com http://www.grammy.com/ YouTube Adele VEVO http://www.youtube.com/user/AdeleVEVO YouTube Bon Iver Official Channel http://www.youtube.com/user/boniver アデルが主要三冠含め ノミネートされた6部門すべて受賞(今回の最多受賞)。 結果は1週間前の予想通りと言っていいでしょう。 なぜ「最優秀楽曲」を外したかは後で書くとして 予想の時に書いた「いろんな意味」について。 まずは売上が圧倒的だった点。 もちろんその年の売上1位が主要部門にかすりもしない例は 山ほどあります。 ただし、去年の大きなニュース ・アメリカの市場規模が史上初めて日本に抜かれた (日本が伸びたのではなくアメリカが著しく減少。為替の影響もあるだろうけどね) ・メジャーの一角、EMIが分割され売却 と、市場規模が縮小する中での記録は インパクト(業界への貢献)があります。 そして、なぜそんなに売れ、しかも評価も高いのか。 大晦日のNHKみたいな表現になりますけど 「歌の力」を改めて知らしめたという事ではないでしょうか。 失礼ながら外見で彼女のファンになる人ってあまりいないと思います。 (なんか実年齢の倍くらいに見えません?) 肌を露出したり派手な格好をするわけでもない。踊るわけでもない。 歌だけ。 しかも猛威を振るったオートチューンのような加工した声ではなく 生の声。 ビジュアル的な表現は レディー・ガガで行き着くところまで行っちゃいましたし 何か新しい音楽のムーブメントが出てくるわけでもない。 (日本じゃ売りつけるテクニックばかり発達するし) そんな中、マイク1本サラシに巻いてじゃないけど 彼女のような歌本来の力で説得力を持たせる存在が どれだけ貴重なことか。 ちなみに僕はセカンド・シングル 「Chasing Pavements」(2008年)のビデオで彼女の存在を知りましたが 「Rolling In The Deep」のビデオ (今回「77. Best Short Form Music Video」受賞) もそうですけど おそらく意図的にCGなどは使わず 現実の物体・生の身体表現で高い芸術性を獲得しています。 ただ、ね。 さすがに評価がインフレ気味な気はします。 だから「最優秀楽曲」の予想には入れませんでした。 歌唱抜きの作詞作曲賞ですからね。 受賞したのは雪崩れ現象かな。 言い回しに気をつけなければいけないけど 「白人補正」のような気がしないでもない。 こういう黒っぽい歌い方ならば、それこそホイットニーじゃないけど (授賞式でホイットニー追悼の熱唱をしたジェニファー・ハドソンも含め) 黒人に素晴らしい歌い手が何人もいるじゃないか、と。 ------------- みたいな事を授賞式後に携帯電話でポチポチ打っていました。 まじめに仕事しろよ、俺。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/02/13 08:34:17 PM
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