みやさとの感想文と（時々）感想絵

今週の表紙は「アニメ再開です」の銀魂だったのですが

「は？　またアニメ化するの？　やめとけやめとけ」
「これで集英社も儲かるアルね」
「表紙でそういうこと言うなぁぁぁぁぁぁ！！！」


なんて万事屋のお３方のやりとりは


・・・もう本編ではしばらく見れなくなりますか？・・・



今週からどんなお話になるのだろうかと思ったのですが

やっぱりそんな、急にいつものギャグ話が帰ってくるような事は無く


更に誰か亡くなってしまうかもしれない、そんな展開になってしまいました。


巻頭カラーですが　久しぶりのさぶちゃんが大きく描かれていたのは
しばらく彼の出番が多いか　彼の存在感が大きいお話になってくるのか。

さぶちゃん、


警察庁長官になったんです。


つまり


松平のとっつぁんは


もう警察庁長官ではないんです。



今週のお話は将ちゃんのお葬式から始まりました。

黙って　将ちゃんが横たえられていると思われる神輿の後をついていくそよちゃん。

それを見ている神楽ちゃんでしたが

いたたまれなかったのか　どこかへ駆け出します。

ぱっつぁんも　泣き顔こそ書かれていませんが　後ろ姿は震えています。


将ちゃんの暗殺には天導衆が関わっていたんです・・・。
将ちゃんが友と信じたひとりに毒を忍ばせて

ただ、その友もすぐに服毒自殺したそうなんですね。
恐らくは縁者を人質にとられでもして　やむなく決行したのだろうと・・・。


・・・そこまでするのか・・・　この天人たちは・・・。



忍の皆さんは・・・　どういう思いなんでしょうかね。


何一つ護れなかった、何一つ変えられなかったと
将ちゃんのために自分の友を殺して
でも将ちゃんすらも護れなかった自分を「罪人」だと言う全蔵さん。

そんな彼を黙って見ているさっちゃん。


今の彼らにあるのは・・・何なのだろう、

罪悪感なのか、虚無感なのか、


何か事を起こすと言うことは・・・？？



そして


おまわりさんたちは・・・。


松平のとっつぁんは喜々さんのところへ行っていました。

毒針を服の袖に忍ばせて。


でもそれはすぐにさぶちゃんに見つかることになります。

警察庁長官となったさぶちゃんに。


そして


高杉の事など知らないと言うさぶちゃんに。



というのは表面的な事なんだと思っていたいんですがっっ！！！！！　さぶちゃんっっ！！！！！




そして

何を思ったのか　真選組屯所に顔を出した銀さんが見たのは
ひとりで竹刀を振る近藤さん。

他の連中は葬式にでも行ってんだろ、と言うことなんですが



・・・人払いをしていたとか？・・・


銀さんにお酒をすすめた近藤さんは　銀さんに尋ねるんです。
「俺達の戦いは何だったんだ　払った代償に、汚した手に　意味はあったのかなってな・・・」
「お前は　そんな思いを戦で何度もしてきたのか」



「意味なんてねェよ」
「どう繕っても最後に残るのは屍と罪だけの不毛な所行だ」
「そこまでして護る価値のあるもんなんざ・・・何もねェ」

「もしそんなもんがあるとすれば　敵ではなく自分と戦い続けた魂達だけだよ」
「そして魂は　まだ死んじゃいねェ　その思いをつなぐ者がある限り」


その言葉を聞いて

「お前が俺と同じ思いでよかった」
「トシ達に伝えておいてくれ　バカなマネはするなと　江戸にはまだお前達が必要なんだとな」
「確かに・・・つなげたぜ」


そう言った近藤さんの前に現れたのは

見廻組でした。

驚く銀さん。

近藤さんに手錠をかける信女ちゃん・・・。





喜々さんが言うには
将ちゃん暗殺は　とっつぁん達が彼の暴走を止められなかったゆえに起こったものだと、

よって

とっつぁんと　近藤さんに


斬首が言い渡され


真選組の解散も同時に決定となります。




たまにね、銀魂って史実を意識することがあるんだけど
空知先生が　ミツバさんは沖田君の代わりに胸を病んで亡くなったみたいな事を書かれてた事があったように記憶しているけど


近藤さんを、真選組を　

このまま史実通りな感じにしちゃうの？


いや、史実通りならばとっつぁんは死なないよね。　そこは大丈夫だと思うけど。


いや、近藤さんについては　そんな事にはならないと思いたい！！！


真選組は例え解散したとしても

彼らは別の形で　彼らもまた銀さん達と同じ敵に対して抗い続けるんだと思いたい！！！


・・・いや、こっそりさぶちゃんが真選組の皆さん全員を見廻組に入れてくれちゃうとかね(^^;)


もう誰もいなくならないでほしい。


またすぐに　少しだけでいいので　また笑える時が来て欲しい。






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