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カテゴリ:本や漫画の感想
色についての本です。 こちらのお正月に読んだので ちょいと感想をば。 というか、 色の本と言うと 2年前に入院したときにも、病院にあったものを読んだんですね。 それは贈りものとしての花の色について、なのですが 色の話となると 古今東西の文化、歴史、それにまつわる人物のエピソード等々 もう簡単にはまとめられないくらいの事に触れて行かなくてはならない苦労が 限られたページから伝わってくるような気がしたのですが。 今回のこの本も、日本に昔からある色について、 なので ページの下には時折 その色を詠み込んだ俳句が乗っていたり、 その色に関する、もちろん文化や美術、風習について、文学について、人物について、 はたまた食べ物や風水なんかにも触れてあったりして もう、とっつきやすそうな雰囲気とは裏腹に 目一杯読んだ〜〜と言う、軽い(でも良い)疲れが残りました(^^) 日本古来の色っていいですよね(^^) ちょっと鮮やかな感じのものは少なめな気がするのですが 下手な例えを許していただければ 面積が広く使われていても 落ち着いてその場にいられそうな色が多い(^0^;)ゞ ちょっと、個人的に(大して知らないのでこれを言ってはダメかもですが) 北欧の色合いと似た感じが・・・しませんか、どうでしょうか? それから読んでいて気になったのが 平安貴族が愛したとされる「朽葉四十八色」、 江戸時代の「四十八茶百鼠」と言う朽葉色や茶、鼠色の色の多さを表す言葉が 語感の良さで「四十八」と言う数字を使ったそうなんですが。 あのAKB48グループの皆さんの48はどこから? ひょっとして? と思って 今Wikipediaを見てみたらば。 正規メンバーが48人程度で活動していた時期が長かったのと、 結成当初の所属事務所の社長さんの好きな数字が48だったから、 だそうでした(^0^;) 文字通りに色々なことが詰まっている色の本、 他にもまた読んでみたいです(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.05 17:02:41
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