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カテゴリ:本や漫画の感想
今日はこの後、ジャンプ感想も書くよっ! ということで、でも まずは久しぶりに本の感想をば。 昔話、というものにどこか惹かれることがあります。 それは多分、「まんが日本昔ばなし」の影響かと思います。 日本のどこかで伝えられてきた、 懐かしいだけじゃない、よかったよかっただけじゃない、 もうどうしようもなく救いの無い結末のお話であったり、 それが何かも分からないままに恐怖を覚えるものであったりが 子ども心にいつまでも残って 時折またそうしたお話に接してみたい時があります。 そうして、 そんなお話をたくさんテレビから伝えてきてくださった、 常田富士男さんが昨年7月に亡くなられ、 一年もしないうちに市原悦子さんが亡くなられ。 お2人のお声で昔話を聞くことはもう無いんだなぁという寂しさもあります。 アニメ作品ではあったけれども 昔話を「聞く」という良さを教えてくれた番組だったように思います。 話を本の方に戻しますね。 東北の民話、ということで 初めて接するお話もあれば ああ、こういうお話は全国にあるのだなぁというお話もあり。 「民話のなかの女たち」というサブタイトルなので 紹介されるのは女性が主人公のお話なのですが 共通して言えるのは いろんな苦労をしてきた、 辛い生活を強いられてきた女性たちのお話。 ただ、そんな運命を変えられるくらい逞しい女性から 悲しい運命をたどるしかなかった女性まで いろんな女性が出てきました。 簡単な感想で申し訳ないのですが 印象に残ったのは 継子いじめのお話で 継母も「なんぼか切なかった」という語り部の女性の言葉。 「夜鍋」は、なんだか童謡に出て来るような、 お母さんの優しさのような、そんな雰囲気の言葉として自分の中にあったけれども 実際には夜更けまで働かなくてはならなくて、体を壊す女性が少なくなかったという事実。 そしてやっぱり、 怖い話もありましたね。 しかもその恐怖が「何」かが明かされないんです。 明かされないままに、女性が命を落とす話。 こちらが自由にその原因を決めていいとも言えますが これはまた自分の中に残りそうな怖さです。 また改めて書く機会があればなぁと思います。 すごく簡単でごめんなさいなのですが、今はこれだけ、感想を書かせていただきましたm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.03.16 17:07:20
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