入院中に読んだ本・その1 村上春樹「蛍・納屋を焼く・その他の短編」
簡単ですが、入院中に読んだ本の感想もちょこちょこ書こうと思います。で。まぁ、村上春樹さんの短編集をまずは読んだわけですがこの本を買ったきっかけはNHKラジオの、英語で聞く村上春樹・・・だったかなぁ、聞いてみたのですが、テキストをちゃんと買って聞いていたわけでもなく長文を英語で聞くうちに眠くなりながらも(^0^;;;)日本語で説明を聞くと なんだか面白そうな内容なのでそれが「納屋を焼く」と言うタイトルだった・・・ような気がしてちょっと単行本を買ってみたのでした。と言うきっかけでございます。私本人は村上春樹さんの本を以前読んだことも(「ノルウェイの森」がすごく売れていたときにちょっと読んで挫折した人間でございます^^;)なく、なので、感想も大したことは書けませんし、場合によっては怒られそうな事も書きそうなので村上春樹さんを大好きな方は どうぞこの感想は読まずにおいてくださいませね(^0^;;)m(__)mで、まずは「蛍」。早速怒られそうなのですが。・・・なんだかどこかで読んだような感じのお話・・・に思えたのですが、でも、その「なんだかどこかで読んだお話」以前に この作品は世に出ているのかと思います。そしてこれも、ちゃんと読めていないと怒られそうなのですが村上春樹さんて こんな、なんと言うか、詩的な? リリカルな? ちゃんとした言葉も出て来ずに申し訳ない、なんと言うのかなぁ、どこかふわっとしたような、女性的な文章なのだなぁと思いました。その後からの「納屋を焼く」以降のお話は 面白かったんです!「世にも奇妙な物語」にでも使えるのではないかと思うようなちょっと不気味な、不思議な世界が描かれていて。(私は怖いのはダメなので 申し訳ないことにこの番組を見ないのですが^^;、ひょっとしたら既に村上さんの作品が「世にも奇妙な〜」に使われていたらすみませんm(__)m)でも引き込まれました。 真相が知りたくて、真実が知りたくて、ちょこっとハラハラするような、そんなお話でした(^^)「納屋を焼く」は結局、納屋は焼かれたのかどうか分からないままなんですけど不思議な余韻がありましたねぇ・・・。で、退院してから子供達にも村上春樹読んでみたけど、ちょっと不気味な感じの話が面白かったって言ったら教科書にも載ってるんですって、別のお話でしたけど。やっぱり面白かったって言ってましたね。また何かの機会に、面白そうなお話に出会えたらいいなと思います、村上春樹さん(^^)