「精霊の守り人」読みました
精霊の守り人価格:1,575円(税込、送料別)児童図書ではあるんですけど 読んでみました。我が家は月に一度 子供用の本が送られてくるサービスに入ってるんですけどそれで今月来た本です。どこかで見た事あるタイトルだなぁ、これアニメでなかったかな?(見た事はないけど)と思って探したらNHKさんで前やってたんですね。【アニメ商品対象】精霊の守り人 3価格:5,481円(税込、送料別)自然現象を 今人間が生きてる世界からは見えない世界が関わった結果と言うことで描いてあります。その自然現象を起こすのが その見えない世界にいる精霊の卵です。この卵は何故かその精霊の世界じゃなくて今主人公達が生きてる世界の方の人間に託されるんです。その人間は卵を海まで運ぶ、そこで雲ができ 恵みの雨が降るんですがこの卵をエサをして狙う存在もまたいる訳です。卵がとられてしまえば干ばつが起こります。このお話で卵を託されてしまうのは とある国の第2皇子です。最初 この皇子は命を狙われます。神として崇められている帝の子である皇子に憑き物が取り憑くはずがないと言うことで帝の権威を護るために殺されようとしていたところをやはり権力争いに巻き込まれて亡くなった王の主治医の娘で今は用心棒となっているバルサという女性に助けられ一緒に逃亡生活を始めます。この後は皇子の成長や 卵が食べられる事なく護られ干ばつを防いだ話が描かれますが自分達が目にする自然現象は 何も今生きてる世界が引き起こす訳じゃない、というのが面白いなぁと。たった一人の権力を守るためならば 昔の民が伝えようとした真実がねじ曲げられ結果 事実が分からないままに 多くの人が苦しむ事になる、そんな人間社会の歪んだところに 否応無しにその精霊の世界はやってくるんですよね。精霊の世界、あり得ない存在なんですけどそこに奇跡は無いんですよね。正しく歴史を認識して やってきてしまった精霊の世界を受け入れて戦って・・・。というお話だったかなと。残酷なシーンはなかったですが 主人公が用心棒で 逃亡生活がメインなのとラストはその卵を食べようとする巨大な化け物もでてきて 斬った斬られたのシーンは多かったです。ファンタジーものって長編が多いなと思うんですけど 「精霊の守り人」もこれはこの1冊で完結してるんですけどこの後10冊近く続編ですかね、出てますよね。なかなか読む事のないファンタジーですが 面白かったです(^^)それでは今日はここまでですね。 また明日参ります♪