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テーマ:高齢者と暮らす(7)
カテゴリ:オカン
大晦日、一年を振り返る日に、こんな愚痴で、すみませぬ。
弟たちへの、報告も兼ねてるブログですので、 お許しください。 たまにしか帰省しない小波としましては、 普段お手伝いしている弟2号に申し訳なく、 また、弟2号から、 「お母さんの愚痴、できるだけ聞いてあげて」と言われますので、 黙って聞こう、ただ聞くだけ、そこに徹しよう、と決意して帰省するわけですよ。 トイレの水漏れもあったという。親戚の工務店の担当者が2回見に来たが、直らず、メーカーから修理の人が来て、直してくれた。 この地区は、水圧が通常の3倍もあり、まして、実家は地区の中でも坂の下の方なので、余計圧力がかかり、水洗トイレが壊れやすいのだそう。 大雨の時、停電になり、中部電力に連絡したかったが、黒電話じゃないから困った。 近所の家に、携帯を借りに行った。なかなか貸してもらえず、たまたま出てきた娘さんが、電力会社にかけてくれた。上がったブレーカーも見に来てくれた。30分したら、電力会社の人が来た。 結果的に、改築工事した時の不備のせいで、漏電も起きてるらしいし、 配電盤3つのうちの1つが、壊れてるらしい。直してもらってください、と言われた。 かつて工事を依頼した工務店に連絡を取る(親戚)。 しかし、当時の電気屋さんが、辞めてしまったという。地区の電気屋さんに頼むよう、言われたという。 (この時点で、既に、たらい回しにされてる感じ) 水回りの工事の手抜きのために、どうして電気と関係があるのか、・・・私には理解できないが、そこは、黙って聞いておく。 工務店の水回り担当者が、見に来たらしい。 自分は、手抜き工事はしてないと、言い張っていたというが、どこぞを直していったらしい。 お金はいらない、と言うのに、オカンは、1万円渡したという。 「だってその人、トイレの時も来たし、3回目だったからさ」 向こうの責任なんだから、お金は払う必要ないのに、と弟に後で言われたと。 停電の時、助けてくれた娘さんが、悪い病気で入院した。 是非にもお見舞いに行かないと、思い立つと待ってなどいられないオカン。 考えて考えて・・・、 お見舞いに行く隣組の人に頼んで、一緒に乗せてもらったという。 「よそ様に頭を下げて、乗せて連れて行ってもらうのは、気を使うことで、お返しもしないといけないし、大変なことだよ」と。 電話では聞いてない話が、たくさん出てくる。 結局、本当に困った時、離れて暮らす自分の子供は、 全く頼りになっていないのだ。 近所の人たちに、助けられて生活がなんとか、できていることが分る。 そんなオカンの打ち明け話は、止まらない。 畑の隣に、親戚の家族が住んでいる。 ウチと2軒で、同じ地主さんから、田んぼを借りている。 そのお金を、払いたくない、と親戚のおばさんが、言いだしたらしい。 以前から、非常識な面が多々あったのだが、とうとうそこまで来てしまったのか。 去年まで、ウチの分を渡すと、2軒分を、JAバンクから振り込んでくれていたようだが 今年は、もう年末だというのに、まだ払って無いと言う。 「お金なんていくらだってあるのに、車だって2台もあるのに、何をしてるんだか」と、オカン。 「まともに相手にしたら、バカみたい」とくちでは言っているが、 行動・言動すべてが、頭痛のタネらしい。 近所の新盆に顔を出さなかったとか、お墓掃除に毎年来ないとか、あげだしたらキリが無いらしい。 この地区の常識やルールに、ことごとく抵抗しているようだ。 先日、そのおばさんの娘とケンカをしたと言う。 何やらお金の話になったらしい。 「お母さんがお金は全部負担してるから、あなたたちはお金が貯まって困るでしょう」 ・・・みたいな皮肉を言ったら、 娘さんが「私だって、出してます。そんなこと言われる筋じゃない」 すごい剣幕で、言い負かされたらしい。 その通りだ、よそ様に冗談でも、言われたくないと思う、私も。 「そんなこと、言わなければよかったのに」とさすがに、言ってしまった。 「事実を申し上げたの」 「だって年金手帳見せてくれて、買い物から光熱費から、全部私が出してる、って聞いたもの」 ここまで黙って聞いてましたが、これは私も我慢の限界!! 「事実だから、言ってはいけなかったのよ。 お母さんは、事実を申し上げた、って二言目には言うけど、 なんでも言っちゃう、それって子どもだよね。 太っている人に、デブ!薄い人に、ハゲ!って言わないでしょ。 事実でも、言わないでしょ。事実だから、言っちゃいけないんだよ。 いい大人なんだから、人の助けを借りなきゃ生きていけない年寄なんだから、もう少し考えてしゃべりなよ」 ああーーーーー 私も、確信をついてしまったかも。 「・・・」 「大分、我慢して黙ってるんだけどねぇ」 小さく答えるオカン。 ええーーーーーー 我慢????? どこがーーーーーーーーーーーーーーーーーっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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