カテゴリ:看護
「看護観」
聞きなれない言葉だ。 でも看護師をしている上ではとても大切、だと思う。 だと思う。 どうしてあいまいな言い方になってるのだろうか。 看護技術は、看護の専門知識に基づいて、受け手の安全・安楽・自立を目指した直接行為であり、実施者の人間観(看護観)と技術のレベルが反映されるものと言われている。 看護ケアの受け手である患者さんが、安全で気持ちよく自分の力を発揮して生活できるように手助けするための手段が看護技術であり、人と人との関係性のなかで実践される看護ケアには、実践する人の気持ち(看護観)が反映される。 看護を行っている時の気持ち? 看護観について考える機会があった。 看護師になって1年を過ぎたくらいかな? 手術室勤務の時は小さいけれど、看護の目標をたてていた。 『手術に来た患者さんに、少しでも安心して貰える看護をしたい。』 時間をかけて関係性を作れる病棟の看護師と違い、 手術室の看護師は患者さんが起きている麻酔導入前と後が勝負。 看護師や医師の言動で少しでも緊張が増えませんように・・・ そう心のなかで願いながら準備を進めるようにして、 優しい声のトーンや接し方・丁寧な声かけを心がけるようにしていた。 看護師として3年と4ヶ月が過ぎようとする今。 自分の「看護観」って何だろう?と考えるきっかけがあった。 が、しかし。 はっきりした答えが見つからない。 おかしい。 病棟で働き始めていた時には持っていたはずなのに。 「仕事が面白くない。」 最近そう感じているのは、このせいなのかもしれない・・・。 私という自分。 どういう気持ちで患者さんと向き合い、 どのように関わっていきたいのだろうか。 4年目でこんな足踏みしているのは情けない。 でも、折角の機会だから・・・しっかり考えてみようと思う。 いや、今だからこそ・・・ しっかり考えなきゃいけないのかもしれない。 今年の夏、私自身へ課せられた課題。 これがこれからの転機になる、かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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